スターリンの夜を生きた芸術家たち --
武藤洋二 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2011.2 -- 20cm -- 511,6p

資料詳細

タイトル 天職の運命
副書名 スターリンの夜を生きた芸術家たち
著者名等 武藤洋二 /〔著〕  
出版 みすず書房 2011.2
大きさ等 20cm 511,6p
分類 702.38
件名 芸術-ソビエト連邦-歴史 , 芸術家-ソビエト連邦
注記 索引あり
著者紹介 1939年生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科卒。大阪外国語大学ヨーロッパ1講座教授をへて現在同大学名誉教授。主な刊行物に「ゴーゴリの世界から」「詩の運命アンナ・アフマートヴァと民衆の受難史」、詩集「地球樹の上で」など。
内容紹介 史上最大の国家権力であったソヴェトのスターリン独裁下、芸術家たちはどう生きたのか。徹底した実録により、個人の生き方と国家の動きが奏でる“時代の音楽”を再現。天職を目印に追う、壮烈なスターリン期文化論。
要旨 史上初の社会主義型実験国家の下、困難と恐怖が人間の深部をあらわにする。生存と創作の根底にあるものは何か。天職を目印に追う壮烈なスターリン期文化論。
目次 大阪から―「机の上を片づけないで下さい」(ネフスキイ);実験国家と実験家―知の遊牧者メイエルホリド;対岸のユートピア―杉本良吉と「にわとりの足をした水晶宮」;「余所者の劇団」―権力の剣、仲間の匕首;ユートピアへの「呼び子」―火から〓(ほのお)への脱出;三の死―「相変わらず独創家ぶっているのかね」(モーロトフ);特別列車―うわばみ権力と「われわれは皆うさぎだ」;命という重荷―「スターリンのロシヤ語は小学生なみである」(トロツキイ);加害者にも被害者にもならない方法―オレーシャと「おせっかいな熊たち」;目盛り―極限の人びとのあたり前さについて;ある餓死者の場合―フィローノフの天職を飯のたねにしない方法;恐怖の入れ替わり―「虚構の非人間的な支配」と浄化の嵐;勝利の後で―「権力は私に手を出しません」(ショスタコーヴィチ);断片作家―「一行も書かない日はなし」(オレーシャ);沈黙の十字架―「自分の運命の自由な囚人」(アンドレーエフ);「悲劇のにない手」―パステルナークと銀貨三十枚と三十コペイカ;それぞれの死―無への入場式
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07586-8   4-622-07586-5
書誌番号 1111010516

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