そののちいまだ年くれず --
藤田真一 /著   -- 岩波書店 -- 2011.2 -- 20cm -- 358p

資料詳細

タイトル 蕪村余響
副書名 そののちいまだ年くれず
著者名等 藤田真一 /著  
出版 岩波書店 2011.2
大きさ等 20cm 358p
分類 911.34
個人件名 与謝蕪村
著者紹介 1949年京都市生まれ。大阪大学大学院博士後期課程国文学専攻修了。現在、関西大学文学部教授。専攻、日本近世文学。著書に「蕪村全集第8巻「関係俳書」」「蕪村俳諧遊心」「蕪村全句集」「蕪村」など。
内容紹介 18世紀後半の京都で、文人たちとの幅広い交流を通して、絵画にも俳諧にも創意に富んだ魅力ある作品を生み続けた蕪村は、私生活では、ごく普通の家庭人であった。市井の穏やかな暮らしの中の蕪村を描く画期的評伝。〈受賞情報〉やまなし文学賞研究・評論部門(第20回)
要旨 遊歴・行脚を経たのち、五十路を過ぎて京都に定住した蕪村。多様多彩な文人たちとの幅広い交流を通して、絵画にも俳諧にも創意に富んだ魅力ある作品を生み続けた。その一方、私生活では、妻や子をいつくしむ、ごくふつうの家庭人であった。蕪村研究の第一人者が、市井での穏やかな暮らしのなかの蕪村とその創作活動を描く。
目次 1 暮らしのなかで(市井に生きる夜半翁―蚊屋の内にほたる放してアヽ楽や;一身にして二芸あり―「はいかいは好物故、手ばまりのみ多く候」);2 仲間とともに(葛の翁―とし守夜老はたうとく見られたり;島原冬景―寒垢離や上の町まで来たりけり ほか);3 融通無碍の創意をのせて(いろはに発句―花すゝきひと夜はなびけむさし坊;「む」「し」の話―枯なんとせしをぶどうの盛りかな ほか);4 人生の終焉にむけて(重篤の床で―「夢の回りたるごとく覚て」;金福寺覧古―我も死して碑に辺せむ枯尾花)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024658-3   4-00-024658-5
書誌番号 1111012337
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111012337

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 911.3 一般書 利用可 - 2046396432 iLisvirtual
公開 Map 911.3 一般書 利用可 - 2019291190 iLisvirtual