長谷川 宏 /著   -- 岩波書店 -- 2011.2 -- 20cm -- 210p

資料詳細

タイトル 初期マルクスを読む
著者名等 長谷川 宏 /著  
出版 岩波書店 2011.2
大きさ等 20cm 210p
分類 134.5
個人件名 マルクス,カルル・ハインリヒ
著者紹介 1940年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学後、大学アカデミズムを離れ、在野の哲学者として、多くの読書会・研究会を主宰。専攻は哲学。また、41年間続く私塾・赤門塾は、ユニークな活動をもって知られる。主著「ヘーゲルの歴史意識」ほか。
内容紹介 疎外のない人間と社会の状態は、マルクスにおいてどのようにイメージされていたのか。初期論考から引用の束を編み、著者自身による翻訳を通して、感覚論・死生観・生活感覚を掘り起こしていく。
要旨 マルクス、その可能性と限界―六〇年代、政治の季節の、こわばり青ざめた顔に血を通わせる、人間マルクスへの接近。著者自身の翻訳によって、死、性愛、感覚、音楽などをめぐる、初期マルクス・アンソロジーを編む。疎外のむこうにマルクスが見て取った全人的人間像を探り、その人間観・自然観の変奏のプロセスを追う。人間解放のヴィジョンの再生のために。
目次 序章 マルクスとわたし;第1章 ヘーゲルからマルクスへ―マルクスのヘーゲル批判;第2章 対自然・対人間―『経済学・哲学草稿』を読む1;第3章 全人的人間像―『経済学・哲学草稿』を読む2;第4章 社会変革に向かって―マルクスの人間観;終章 労働概念の変容
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023486-3   4-00-023486-2
書誌番号 1111013772
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111013772

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