チンパンジーが教えてくれた人間の心 --
松沢哲郎 /著   -- 岩波書店 -- 2011.2 -- 20cm -- 198p

資料詳細

タイトル 想像するちから
副書名 チンパンジーが教えてくれた人間の心
著者名等 松沢哲郎 /著  
出版 岩波書店 2011.2
大きさ等 20cm 198p
分類 489.9
件名 チンパンジー
著者紹介 1950年生まれ。74年京都大学文学部卒。現在、京都大学霊長類研究所教授・所長、国際高等研究所学術参与、中部学院大学客員教授。78年からチンパンジーの心の研究を始め、86年からは毎年アフリカに行き、野生チンパンジーの生態調査も行う。日本学術会議会員。紫綬褒章等受章。
内容紹介 「人間とは何か」を考えながら、チンパンジーと寄り添うようにして研究を続けてきた著者。言葉はなくとも、心があり、深い絆のある“進化の隣人”を知ることで到達した人間観を、研究の集大成として語り尽くす。〈受賞情報〉毎日出版文化賞自然科学部門(第65回)
要旨 人間とは何か。それをずっと考えながら、日本で、アフリカで、チンパンジーと寄り添うようにして研究を続けてきた。彼らには人間の言語のようなことばはない。けれども、彼らなりの心があり、ある意味で人間以上に深いきずながある。人間の体が進化の産物であるのと同様に、その心も進化の産物だ。人間にもっとも近い進化の隣人を深く知ることで、人間の心のどういう部分が特別なのかが照らしだされ、教育や親子関係や社会の進化的な起源が見えてくる。この本では、チンパンジーの研究を通してたどりついた「人間とは何か」の答えをお話ししよう。
目次 プロローグ―心、ことば、きずな;第1章 心の歴史学;第2章 生活史―人間は共に育てる;第3章 親子―人間は微笑み、見つめ合う;第4章 社会性―人間は役割分担する;第5章 道具―認識の深さ;第6章 教育と学習―人間は教え、認める;第7章 ことばと記憶―トレードオフ;第8章 想像するちから―絶望するのも、希望をもつのも、人間だから;長めのエピローグ―進化の隣人に寄り添って
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-005617-5   4-00-005617-4
書誌番号 1111013774
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111013774

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