〈贈与のパラドックス〉の知識社会学 --
仁平典宏 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2011.2 -- 22cm -- 496,53p

資料詳細

タイトル 「ボランティア」の誕生と終焉
副書名 〈贈与のパラドックス〉の知識社会学
著者名等 仁平典宏 /著  
出版 名古屋大学出版会 2011.2
大きさ等 22cm 496,53p
分類 369
件名 ボランティア活動
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1975年茨城県生まれ。98年東京大学教育学部卒。2000年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。06年日本社会学会奨励賞受賞。08年日本学術振興会特別研究員等を経て、現在、法政大学社会学部専任講師。
内容紹介 人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。近現代の日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問い直す。
要旨 人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。近現代の日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。
目次 序章 「ボランティア」をめぐる語りと“贈与のパラドックス”―問題設定と方法;第1章 「ボランティア」のささやかな誕生―戦前期日本における“贈与のパラドックス”解決の諸形式;第2章 戦後改革と不分明地帯の再構築―一九四五~一九五〇年代前半;第3章 “政治”と交錯する自発性と贈与―一九五〇年代前半~一九六〇年;第4章 分出する「ボランティア」―一九五九~一九七〇年;第5章 「慰問の兄ちゃん姉ちゃん」たちの“1968”―大阪ボランティア協会とソーシャル・アクション;第6章 國士と市民の邂逅―右派の創った参加型市民社会の成立と変容;第7章 ボランティア論の自己効用論的転回―転換する「戦後」:一九七〇年代;第8章 実体化する“交換”・忘却される“政治”―一九八〇年代;第9章 「ボランティア」の充満と“終焉”―互酬性・NPO・経営論的転回:一九九〇~二〇〇〇年代;終章 “贈与”の居場所―まとめと含意
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0663-7   4-8158-0663-2
書誌番号 1111014569
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111014569

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