コレクション日本歌人選 --
大塚英子 /著   -- 笠間書院 -- 2011.2 -- 19cm -- 120p

資料詳細

タイトル 小野小町
シリーズ名 コレクション日本歌人選
著者名等 大塚英子 /著  
出版 笠間書院 2011.2
大きさ等 19cm 120p
分類 911.132
件名 和歌-評釈
個人件名 小野小町
注記 並列タイトル:Ono no Komachi
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1933年岡山県生まれ。東京大学文学部卒。元駒澤大学非常勤講師。主要著書・論文は「古今集小町歌生成原論」「嵯峨詩壇の成立に与えた白詩の影響について-「落花篇」と「新楽府」-」。
内容紹介 日本の歌の歴史に大きな足跡を残した代表的歌人の秀歌を、堪能できるように編んだ初めてのアンソロジー。本書は平安時代の歌人・小野小町の歌29首、贈答相手の歌2種を掲載。その実像と虚像の検証に重点を置いた。
要旨 小野小町。平安初期の六歌仙にただ一人選ばれた女性。業平とともに色好みとして名を馳せ、後人による小町歌が加わり、美人落魄伝説の主人公としてその名が各地に伝播した。生没年も出自も定かではなく、小町が残した歌で確かなのは『古今集』の十八首だけだが、その歌から九世紀中葉の宮廷と文化人の間で新しい歌が形成されていく時流の中心に生きた小町像が浮かび上がる。唐代文学と新仏教の波を受けつつ仮名文字が生み出される渦中にあって、恋歌を詠い続けることで王朝女流文学の先駆的存在となった。「百人一首」で有名な「花の色は移りにけりな」の歌は、その実像と虚像の架け橋である。
目次 思ひつつぬればや人の;うたた寝に恋しき人を;いとせめて恋しき時は;うつつにはさもこそあらめ;かぎりなき思ひのまゝに;夢路には足もやすめず;秋の夜も名のみなりけり;あはれてふことこそうたて;花の色はうつりにけりな;秋風にあふたのみこそ〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70603-4   4-305-70603-2
書誌番号 1111016760

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
神奈川 公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2061506163 iLisvirtual
都筑 公開 911.1 一般書 貸出中 - 2046318504 iLisvirtual