大塚英子 /著   -- 笠間書院 -- 2011.3 -- 22cm -- 433,30p

資料詳細

タイトル 古今集小町歌生成原論
著者名等 大塚英子 /著  
出版 笠間書院 2011.3
大きさ等 22cm 433,30p
分類 911.132
個人件名 小野小町
注記 索引あり
著者紹介 1933年岡山県生まれ。東京大学文学部卒。元駒澤大学講師。主要著書・論文に「小野小町」「嵯峨詩壇の成立に与えた白詩の影響について-「落花篇」と「新楽府」-」。
内容紹介 小野小町の原像をあきらかにすべく、「古今集」に採録された18首を根本資料として詳細に解析。小町歌生成の秘密に迫り、18首の製作年代順を考証する。「古今集」小町歌を総括した書。
要旨 小町の原像をあきらかにするべく、『古今集』に採録された18首を根本資料として詳細に解析。『万葉集』以来の歌語・素材の伝承と、転換された歌の内容、漢詩文とりわけ白居易・元〓(しん)の影響、仏教的世界観が小町に新しい文学的発想を促した様相や、掛詞や平仮名の発明との関わり方を探る。小町歌生成の秘密に迫り、18首の製作年代順を考証。
目次 第1章 小町の夢・鴬鴬の夢―夢の歌六首;第2章 「あはれてふこと」の成立―鴬鴬の物語から恋歌の宣言まで;第3章 「花の色」と「たのみ」(一)―白詩句「浮生乃〓(しょう)穀」を仮題として古今822歌を考える;第4章 「花の色」と「たのみ」(二)―白詩句「艶色即空花」を仮題として古今113歌を考える;第5章 小野小町における掛詞生成試論―「身をう(浮・憂)き草」から「うき世」へ;第6章 「思ひ(火)おき(熾)て」考―古今1030・1104歌とその周辺を『法苑珠林』によって焙り出す試み;第7章 白玉問答のゆくえ―清行・小町贈答歌をめぐって;第8章 「今は(あきはつ)」考―小町・貞樹の贈答をめぐって;第9章 「みるめなき」と「うらみむ」の間―古今623・727歌を相関させる;第10章 「世の中の人の心の花」の色をめぐって;終章 古今集小町歌の成立
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70544-0   4-305-70544-3
書誌番号 1111020529
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111020529

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