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【図書】
歴史という皮膚
苅部直
/著 --
岩波書店 -- 2011.3 -- 20cm -- 285p
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資料詳細
タイトル
歴史という皮膚
著者名等
苅部直
/著
出版
岩波書店 2011.3
大きさ等
20cm 285p
分類
311.21
件名
政治思想-日本-歴史-近代
著者紹介
1965年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、東京大学法学部教授。専門:日本政治思想史。著書「光の領国和辻哲郎」「丸山眞男」「移りゆく「教養」」「鏡のなかの薄明」ほか。
内容紹介
吉野作造、南原繁、横井小楠、福澤諭吉ら、幕末から戦後まで、激動期にそれぞれの社会状況と格闘した思想家たちの姿を描く。その思想の変遷を通して、日本のナショナリズムと天皇制について深く考えるための書。
要旨
第二次世界大戦前夜、ユダヤ・フリーメイソンリー陰謀説が渦巻くなか、世界平和を支える集団としてフリーメイソンリーを擁護した吉野作造。カントの世界平和構想を賞賛しつつ、自身の平和論の基礎には民族と天皇をおいた南原繁。私利追求の風潮が社会を覆うなか、人々が公益へと向かう道筋を構想した幕末・明治期の儒学者、横井小楠と元田永孚。ほかに福澤諭吉、中村哲ら、激動期にそれぞれの社会状況と格闘した思想家たちの姿を生き生きと描く。その思想の変遷を通して、日本におけるナショナリズムと皇室観の様相が浮かび上がる。
目次
1 歴史とナショナリズム(ナショナリズムの来歴;大正グローバリゼーションと「開国」―吉野作造を中心に;歴史性と自由―瀧川事件から見たマルティン・ハイデガー;「始原」の政治学―一九四〇年代の中村哲);2 戦後思想・再考(平和への目覚め―南原繁の恒久平和論;「血」と「君徳」―天皇論をめぐるデッサン;立ちつくすピラト―丸山眞男の福澤諭吉論;浮遊する歴史―一九九〇年代の天皇論);3 「近代」の始まりへ(福澤諭吉の「怨望」論;「利欲世界」と「公共之政」―横井小楠・元田永孚)
ISBN(13)、ISBN
978-4-00-025657-5 4-00-025657-2
書誌番号
1111021617
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所蔵
所蔵は
1
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0
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所蔵館
所蔵場所
別置
請求記号
資料区分
状態
取扱
資料コード
中央
4階社会科学
Map
311.2
一般書
利用可
-
2046313561
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