媒質の哲学 --
森田團 /著   -- 水声社 -- 2011.3 -- 22cm -- 531p

資料詳細

タイトル ベンヤミン
副書名 媒質の哲学
著者名等 森田團 /著  
出版 水声社 2011.3
大きさ等 22cm 531p
分類 940.28
個人件名 ベンヤミン,ヴァルター
注記 文献あり
著者紹介 1967年生まれ。91年同志社大学文学部卒。98年東京大学教養学部卒。2009年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」の特任研究員を経て、現在、西南学院大学国際文化学部講師。
内容紹介 ベンヤミンの思考の根抵には、媒質概念があった。同時代の哲学者との対比を通じて、その足跡を辿り、伝統の刷新を企てたベンヤミンの哲学の核心に迫ると共に、20世紀ドイツの思想的布置をあらたに規定する試み。
要旨 初期言語論からイメージ論、そして歴史哲学にいたるまで、ベンヤミンの思考の根柢には、媒質概念があった。同時代の哲学者たちとの対比を通じて、その足跡を辿り、伝統の刷新を企てたベンヤミンの哲学の核心に迫るとともに、二十世紀ドイツの思想的布置をあらたに規定する野心的な試み。
目次 媒質の哲学と神話的なものとの対決;第1部 媒質の概念(媒質概念の導出―ベンヤミンのカント読解と媒質概念;媒質としてのシンボル形式―ベンヤミンとカッシーラー);第2部 言語としての媒質―前期ベンヤミンの思考圏(表現と伝達―媒質概念の構造;楽園の言語と堕罪後の言語―初期言語論における『創世記』参照とその意義);第3部 イメージとしての媒質―前期ベンヤミンにおけるイメージと神話(神話的なものとイメージ;イメージにおけるハデス的なもの―前期ベンヤミンにおけるイメージ概念);第4部 文字と太古―神話的なものとの対決への転回(アレゴリーと文字―『ドイツ悲劇の根源』におけるアレゴリー論の意義;カフカ的世界とバッハオーフェン的太古);第5部 ミメーシスの概念―神話的なものとの対決の内実(イメージとミメーシス;文字とミメーシス);ベンヤミンの歴史哲学に向けて
ISBN(13)、ISBN 978-4-89176-824-9   4-89176-824-X
書誌番号 1111022888
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111022888

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 940.2 一般書 貸出中 - 2046345617 iLisvirtual