19世紀フランス・女性職業作家の誕生 --
村田京子 /著   -- 新評論 -- 2011.4 -- 19cm -- 272p

資料詳細

タイトル 女がペンを執る時
副書名 19世紀フランス・女性職業作家の誕生
著者名等 村田京子 /著  
出版 新評論 2011.4
大きさ等 19cm 272p
分類 950.2
件名 フランス文学-歴史-近代 , 婦人作家
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、大阪府立大学人間社会学部教授。専門は19世紀フランス文学。
内容紹介 大革命をはさむ激動の時代、ペンで社会に挑んだ女たちの波乱に満ちた生涯を通して、「女性が書くこと」の意味をさぐる。ジョルジュ・サンドの陰に埋もれた知られざる女性作家を発掘する意欲作。
要旨 ジャンリス夫人、デルフィーヌ・ド・ジラルダン、フロラ・トリスタン、ジョルジュ・サンドと同時代に生き、同じほど名を馳せていたこの三人の女性作家は、いまや忘れ去られようとしている。本書は、この歴史に埋もれつつある女性職業作家たちの「書くことへの情熱」に光を当て、教育、政治と報道、貧困、ジェンダーなど現代にも通底するテーマに女性がとりくむことの意味を探るものである。
目次 第1部 男性作家から見た女性作家像(「女流作家」への眼差し;「女性作家」のイメージ―バルザックのサンド像);第2部 国王の養育掛から職業作家へ―ジャンリス夫人(オルレアン家の養育掛;職業作家への転身;フランス帰国後の文学活動;ジャンリス夫人の女子教育論―『アデルとテオドール』);第3部 「ロマン派のミューズ」からジャーナリストへ―デルフィーヌ・ド・ジラルダン(ロマン派のミューズ;サロンの女王;ジャーナリスト・ローネイ子爵の誕生;政治的発言とその反響);第4部 「パリアの作家」誕生―フロラ・トリスタン(ペルーへの出発までの半生;ペルーへの旅;『ある女パリアの遍歴』―真実の記録;フロラ殺害未遂事件;『ロンドン散策』―恒久的貧困を「見る」;労働者階級の解放に向けて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7948-0864-6   4-7948-0864-X
書誌番号 1111024201
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111024201

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