近現代日本の縮図瀬戸内海 -- 河出ブックス --
武田尚子 /著   -- 河出書房新社 -- 2011.4 -- 19cm -- 210p

資料詳細

タイトル 「海の道」の三〇〇年
副書名 近現代日本の縮図瀬戸内海
シリーズ名 河出ブックス
著者名等 武田尚子 /著  
出版 河出書房新社 2011.4
大きさ等 19cm 210p
分類 361.76
件名 漁村-広島県-歴史
注記 文献あり
著者紹介 お茶の水女子大学文教育学部卒。2000年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。現在、武蔵大学社会学部教授。専門は地域社会学・都市社会学。著書に「マニラへ渡った瀬戸内漁民」日本社会学会奨励賞、「瀬戸内海離島社会の変容」地域社会学会賞など。
内容紹介 漁業、交易、エネルギー輸送…。瀬戸内海の「島」の社会にスポットを当て、海の世界に生きる人々の営みと、漁業・商業・工業の様々な産業が折り重なる「海の道」に起きた変化の中に、近現代日本の歩みの縮図を読む。
要旨 古来、日本の政治・経済・文化と深く関わり、歴史的蓄積が厚い「海の道」瀬戸内海。漁業、交易、エネルギー輸送…人とモノが活発に行き交い、時代とともに多様な産業が折り重なってゆくその歩みは、まさに日本の近代史・昭和史の縮図と言える。瀬戸内の主要航路に面したある小さな島にスポットをあて、内海での鯛網漁から、西海捕鯨へ、マニラ湾へ、南氷洋捕鯨へと拡がった海の労働の世界、海運・造船業の成長にともなう「海の道」の再編成に揺れる地域社会の姿も活写。丹念なフィールドワークの成果が随所に光る画期作である。
目次 「海」と「島」へのいざない;第1部 近代日本と漁民の「海の道」―拡大する漁民の世界(西海捕鯨と出稼ぎの道;網の島と船;マニラ湾の日本人漁業;母村の変容―移民送出母村の空間と文化;南氷洋捕鯨への道);第2部 昭和史のなかの瀬戸内海―「海の道」の再編成(「船」が生みだす「産業の時間」;海の労働者の世界);第3部 「海」と「島」のゆくえ―一九八〇年代の瀬戸内海(「産業の時間」に揺れる島;海と島の「根の世界」);「海の世界」の重層性
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-62429-7   4-309-62429-4
書誌番号 1111025366

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