福祉・市場・教育・暴力をめぐって --
杉田敦 /編   -- 岩波書店 -- 2011.4 -- 19cm -- 226p

資料詳細

タイトル 連続討論「国家」は、いま
副書名 福祉・市場・教育・暴力をめぐって
著者名等 杉田敦 /編  
出版 岩波書店 2011.4
大きさ等 19cm 226p
分類 304
著者紹介 1959年生まれ。法政大学法学部教授。専門は政治理論。著書「境界線の政治学」「政治への想像力」ほか。
内容 内容: 福祉 連帯を育む政治をどう創るか   新川敏光, 市野川容孝, 重田園江, 広田照幸, 諸富徹, 杉田敦述
内容紹介 グローバル時代における国家の役割とは何か。派遣村や全国学力テストなど、具体的なトピックを議論の糸口に、様々な分野を専門とする論者9人が語り合う。現代の国家について、幅広い視点から考えるための1冊。
要旨 グローバル時代における国家の役割とは何か。国家と市場、そして市民社会の関係を、私たちはどのように考えればよいのだろうか。福祉・市場・教育・暴力という四つの主題を軸に、政治学・法学・社会学・社会理念・教育学・経済学など、多様な専門の論者たちが語り合う。派遣村、全国学力テスト、戦争の民営化など、具体的なトピックを議論の糸口に、日常の背景にある原理的な問題を考察する。現代の国家について幅広い視点から考えるために。
目次 福祉 連帯を育む政治をどう創るか―福祉国家における「健康で文化的な最低限度の生活」(後期高齢者医療制度は現代の姥捨山か?;外国人ケアワーカーの受け入れは日本社会を変えるか;派遣村批判の根底にあるもの);市場 市場の暴走を管理するのは誰か―市場と国家の共犯関係を超えるために(ヘッジファンドに翻弄される国家;租税を回避するグローバル企業;環境保全と経済成長は両立可能か);教育 教育の分権化は国民の平等を掘り崩すか―教育の普遍性と市場化のあいだ(全国学力テストの実施を望む声、廃止を望む声;コミュニティ・スクール構想と教育の分権化をめぐって;日の丸・君が代強制と教員処分の意味);暴力 国家を国家たらしめているものは何か―国家の起源とその役割(「戦争の民営化」が意味するもの;刀狩りと帯刀禁止令における暴力の形;国家を廃棄することはできるのか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022909-8   4-00-022909-5
書誌番号 1111031260

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