清水昭三 /著   -- 原書房 -- 2011.5 -- 20cm -- 262p

資料詳細

タイトル 椎名麟三の神と太宰治の神
著者名等 清水昭三 /著  
出版 原書房 2011.5
大きさ等 20cm 262p
分類 910.268
個人件名 椎名麟三
著者紹介 1930年山梨県生まれ。著書「日本国興亡史談」「夜明け前の物語」「シベリア・グルジア抑留記考」「芥川龍之介の夢」「戦争始まり候とき」「生死と無明」。
内容紹介 敗戦後の混沌の中、目覚ましい作品群と壮絶な生き方で時代を駆け抜けた椎名麟三と太宰治。人の生命が鴻毛より軽い現代の不幸を、2人の作家の人と文学を読み込みつつ検証する。
要旨 敗戦のため混沌とした一九四五年の夏以後の日本文学を代表する作品をつぎつぎに発表した二人だが、今年(二〇一一)が生誕百年の椎名麟三は、暗い表情から信仰の世界に到達し、たちまち明るくなった。生誕百二年の太宰治は、聖書を手にしつつもキリストとはついに無縁に終わり、明暗をくっきりと分けた…。人の生命が鴻毛より軽い現代の不幸を、二人の作家の人と文学を読み込みつつ検証。
目次 序 鴻毛のように軽く、重い生命が消えていく;椎名麟三の神(生きているイエスを見た;「悪文」と「変節」に関する二つの文章;「助けてくれ」の意味;肉親の恥をあえて何故書くのか;異端者は神の道化師;外伝椎名麟三);太宰治の神(自殺の思想;師弟の暗闘;心中の真説;太宰治の代弁;太宰治への光;太宰治の神;『暗夜行路』の謙作は何故大山に登ったか―志賀直哉の神)
ISBN(13)、ISBN 978-4-562-04699-7   4-562-04699-6
書誌番号 1111031507
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111031507

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