真に有効な犯罪対策へ --
浜井浩一 /著   -- 岩波書店 -- 2011.5 -- 20cm -- 412p

資料詳細

タイトル 実証的刑事政策論
副書名 真に有効な犯罪対策へ
著者名等 浜井浩一 /著  
出版 岩波書店 2011.5
大きさ等 20cm 412p
分類 326.3
件名 刑事政策
著者紹介 1960年生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、法務省入省。刑務所、少年鑑別所などの矯正施設、保護観察所や矯正局に勤務したほか、法務総合研究所研究官、在イタリア国連犯罪司法研究所研究員等を経て、2005年から龍谷大学大学院法務研究科教授。犯罪社会学会常任理事。
内容紹介 事実に反した「治安悪化神話」は根強いが、本当の問題はどこにあるのか。増える高齢者犯罪、刑務所の過剰収容、少年非行の高年齢化…。真に必要かつ有効な刑事政策とは。実務家出身の犯罪学者による研究の集大成。
要旨 いま、本当の問題はどこにあるのか。どのような対策が求められているのか。実務家出身の犯罪学者による研究の集大成。
目次 第1部 犯罪と治安(犯罪統計は何を測っているのか―警察庁長官指示と認知件数、検挙率等の関係;日本の治安悪化神話はいかに作られたか―治安悪化の実態と背景要因;日本の治安の本当の問題はどこにあるのか―高齢者犯罪の増加;科学的に犯罪を測定することは可能か);第2部 刑罰と犯罪者の更生(刑務所の過剰収容はなぜ起きるのか―過剰収容の意味と刑務所処遇に与える影響;日本の司法は、誰を罰しているのか―刑務所受刑者から見た日本の刑罰;刑務所の中の刑務所―昼夜間独居の住人たち;刑務所を支える受刑者―経理夫;受刑者の社会復帰を阻んでいるものは何か―刑務所における仮釈放の実態と再犯防止に向けた改革のあり方;日本ではなぜ高齢者を罰するのか―ノルウェーから見えてくる日本の高齢者犯罪増加の原因;日本ではなぜ死刑が廃止されていないのか―死刑を議論するための前提事実;日本における厳罰化とポピュリズム―被害者支援活動、マスコミと法務・検察の役割);第3部 少年非行と処遇(非行・逸脱における格差(貧困)問題―雇用の消失により高年齢化する少年非行;少年院か、少年刑務所か―判決後の処遇から考える少年司法厳罰化の現実と矛盾)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023487-0   4-00-023487-0
書誌番号 1111037457

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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港北 公開 Map 326 一般書 利用可 - 2046645556 iLisvirtual