非伝統的表現に注目して -- 新典社選書 --
吉海直人 /著   -- 新典社 -- 2011.5 -- 19cm -- 262p

資料詳細

タイトル 百人一首を読み直す
副書名 非伝統的表現に注目して
シリーズ名 新典社選書
著者名等 吉海直人 /著  
出版 新典社 2011.5
大きさ等 19cm 262p
分類 911.147
著者紹介 長崎県生まれ。國學院大學文学部卒、同大学院修了。現在、同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授。百人一首の総合研究をライフワークとする。主な著書に「百人一首への招待」など。
内容紹介 百人一首に撰ばれるほどの歌は、有名かつ伝統的な歌に違いないと盲信してはこなかっただろうか。伝統的でない「非歌語」表現が百人一首解読のキーワードの一つであることに注目し、撰者・藤原定家の秀歌意識に迫る。
目次 持統天皇歌(二番)の「春過ぎて夏来」表現;猿丸大夫歌(五番)の「紅葉踏み分け」表現;喜撰法師歌(八番)の「都のたつみ」表現;喜撰法師歌(八番)の「しかぞ住む」表現―「しか」は「鹿」の掛詞か;菅家歌(二四番)の「手向山」表現;菅家歌(二四番)の「神のまにまに」表現;三条右大臣歌(二五番)の「さねかづら」表現;春道列樹歌(三二番)の背景―「志賀の山越え」再考;百人一首の二つの「高砂」表現(三四番・七三番);紀貫之歌(三五番)の「ふるさと」表現―「宿」はどこか;曽祢好忠歌(四六番)の「かぢを絶え」表現;藤原実方歌(五一番)の「かくとだに」+「言ふ」表現;道綱母歌(五三番)の「夜のあくる」表現;伊勢大輔歌(六一番)の背景―八重桜献上をめぐって;清少納言歌(六二番)の背景―行成との擬似恋愛ゲーム;行尊歌(六六番)の「もろともに」表現―一対願望と喪失と;家隆歌(九八番)の「ならの小川」表現;順徳院歌(一〇〇番)の「百敷」表現
ISBN(13)、ISBN 978-4-7879-6791-6   4-7879-6791-6
書誌番号 1111037645
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111037645

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