どこまでが知覚でどこからが創造か -- 河出ブックス --
古賀一男 /著   -- 河出書房新社 -- 2011.6 -- 19cm -- 222p

資料詳細

タイトル 知覚の正体
副書名 どこまでが知覚でどこからが創造か
シリーズ名 河出ブックス
著者名等 古賀一男 /著  
出版 河出書房新社 2011.6
大きさ等 19cm 222p
分類 141.27
件名 知覚
注記 文献あり
著者紹介 1946年福岡県生まれ。京都大学大学院教育方法学研究科博士課程中退。名古屋大学環境医学研究所、エコトピア科学研究所を経て、現在、同研究所客員教授。ヨーロッパ眼球運動会議・科学アドバイザリー委員等。92年宇宙開発事業団による日本人搭乗科学者を対象とした実験の主任研究者。
内容紹介 知覚は得た情報をそのまま脳に送っているわけではない。経験、学習がどのように知覚に影響するのか。芸術と知覚はどのような関係にあるのか。環境・経験・学習が影響して成り立つ、知覚メカニズムの真の姿に迫る。
要旨 知覚された事象とは、現実そのものというわけではない。末梢感覚受容器で得られた情報は、中枢で環境、経験、学習を加味して、適切に、あるいは不適切に修飾されている。つまり我々の知覚は創造されている。無重力のような特殊な環境にあるとき、あるいは、とぎすまされた熟練職人の技などを例に、経験、学習がいったいどのように知覚に影響するのか、芸術と知覚はどのような関係にあるのかなど、これまでほとんど語られなかったその複雑なメカニズムの正体を探る。
目次 1 知覚は環境抜きで成立するのか;2 重力は生物の知覚と行動を支配する;3 遠い記憶と新しい知覚;4 とぎすまされた職人の知覚;5 ブラインド・スポットと伝統芸術の奇妙な関係;6 ひと筋縄ではゆかない美醜の知覚;7 奥行きを知覚しているという確信はどこから来るのか;8 動く目で動くものを見ると
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-62432-7   4-309-62432-4
書誌番号 1111040267
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111040267

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