桑名・柏崎の仕事と暮らし -- 平凡社新書 --
加藤淳子 /著   -- 平凡社 -- 2011.6 -- 18cm -- 278p

資料詳細

タイトル 下級武士の米日記
副書名 桑名・柏崎の仕事と暮らし
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 加藤淳子 /著  
出版 平凡社 2011.6
大きさ等 18cm 278p
分類 210.58
件名 日本-歴史-幕末期 , 武士
著者紹介 1932年愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒。55年三重県教員となり、三重県立桑名高等学校に赴任。90年同県立四日市高等学校退職。著書に「街道を歩く-愛知とその周辺」「命ふたつ-芭蕉と源氏の武将たち」「街道を歩く西国三十三所」。
内容紹介 離れて暮らした武士の親子が10年以上にわたり、子どもの成長、暮らし、仕事の詳細を記し、交換し続けたのが幕末の第一級史料「桑名日記」「柏崎日記」。その史料の読み解きから、下級武士の仕事と生活を探る。
要旨 桑名と柏崎に、離れて暮らした武士の親子があった。父は桑名で米蔵の出庫係、息子は柏崎で年貢の取り立て係として、それぞれ米に関わる仕事に就いていた。この二人が、十年にわたり、子供の成長、旅、暮らし、そして仕事の詳細を記し、交換し続けたのが、幕末の第一級史料、『桑名日記』『柏崎日記』である。膨大な量の史料の読み解きから、下級武士の仕事と生活が見えてくる。
目次 柏崎日記と桑名日記;赤ん坊連れの百里旅―桑名から柏崎へ;金庫番から村回りへ―勝之助の業務 柏崎;股引き半纏で、検地と検見―地方の業務 柏崎;給与米は品切れ―平大夫の業務と家庭生活 桑名;豆腐一丁も「つけ」―収入と支出 柏崎;米を売る侍―平大夫と周辺の経済生活 桑名;まことにいやな勤めなり―公事方業務と勝之助 柏崎;消えた皮算用―天保の改革の余波;水野忠邦、失脚の日―勝之助の江戸出張 柏崎;お見舞米、運送準備の旅―柏崎~松代往復;離婚多発の柏崎―近隣・同僚、町と村の人々;十歳で「四書」素読完了―桑名と柏崎の教育;宴会やつれ―柏崎と桑名の相互儀礼;柏崎と桑名の季節と行楽;さまざまな病い―種痘以前のこと;すじかい侍―武士の非行と処分 桑名;三角便と直接便―情報の伝達;候文と会話体と―文体・語法・用語;戊辰戦争をかいくぐった日記
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85591-3   4-582-85591-1
書誌番号 1111041463

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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