ルネサンスにおけるパラドックスの伝統 --
ロザリー・L.コリー /著, 高山宏 /訳   -- 白水社 -- 2011.6 -- 22cm -- 596,50,11p

資料詳細

タイトル パラドクシア・エピデミカ
副書名 ルネサンスにおけるパラドックスの伝統
著者名等 ロザリー・L.コリー /著, 高山宏 /訳  
出版 白水社 2011.6
大きさ等 22cm 596,50,11p
分類 902.05
件名 文学-歴史 , ルネサンス , パラドックス
注記 Paradoxia epidemica./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【コリー】1924年ニューヨーク生まれ。元ブラウン大学教授。66年刊行の第1作「パラドクシア・エピデミカ」につづき、69年にアンドルー・マーヴェル論「我が谺せる歌」を上梓、画期的なルネサンス研究を展開していた最中の72年、ボートの転覆事故で急逝。
内容紹介 ギリシア・ローマの雄弁術から中世の否定神学を経て、ルネサンスの科学・文芸・思想を席巻した「風土病」としてのパラドックス作品を百科事典的に通観した名著。待望の完訳。
要旨 言語遊戯、逆さまの世界、静物画、真空の発見、否定神学、自殺礼讃。「知」をねじ戻す奇態な自己言及の営みが時代を席捲した。ルネサンス研究を現代へと啓く文化史の傑作。
目次 パラドックスの諸問題;第1部 修辞と論理のパラドックス(「けちな卑し絵師」―フランソワ・ラブレーとその本;「我が物語を愍れめ」―ロゴスと芸術の永遠性;ジョン・ダンと受肉のパラドックス);第2部 神の存在論のパラドックス(否定神学の中の肯定―無限;否定神学の中の肯定―永遠;『聖堂』の中のロゴス);第3部 存在論的パラドックス―存在と生成(「すべて、存在せぬものばかり」―無問題を解く;賭け―全てか無か;静物画―存在のパラドックス;存在と生成―事物の言語のパラドックス;『神仙女王』に見る存在と生成);第4部 認識のパラドックス(「我れは我れなり」―自己言及の問題;超越知の修辞学;ロバート・バートン『憂鬱の解剖』とパラドックスの構造;「狂いし中にもまともな」;「自らの刑執行人」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-08147-1   4-560-08147-6
書誌番号 1111042256
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111042256

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 902.0/73 一般書 利用可 - 2048773993 iLisvirtual