叢書・ウニベルシタス --
ジョン・トーランド /〔著〕, 三井礼子 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2011.6 -- 20cm -- 330,4p

資料詳細

タイトル 秘義なきキリスト教
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 ジョン・トーランド /〔著〕, 三井礼子 /訳  
出版 法政大学出版局 2011.6
大きさ等 20cm 330,4p
分類 191
件名 神学
注記 Christianity not mysterious./の翻訳
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【トーランド】1670~1722年。アイルランド生まれ。名誉革命の動乱期にスコットランドのグラスゴー・カレッジで学ぶ。時事的な政治的著作・パンフレットの出版や、ミルトンなどピューリタン革命時の共和主義者たちの諸著作を編集出版し、「コモンウェルスマン」として活動。思想家。
内容紹介 1696年に刊行された理神論者トーランドの主著。キリスト教という啓示宗教を基盤とする社会において自然宗教を真の宗教と見なし、国教会の統制下でキリスト教批判を展開した挑戦的著作。
要旨 1696年、反三位一体論争のさなかに刊行されたトーランドの主著。イングランドではミドルセックス大陪審により告発され、アイルランド議会下院では焚書・逮捕が決議された。啓示宗教を基盤とする社会において自然宗教を真の宗教と見なし、国教会の統制下でキリスト教批判を展開した問題作。
目次 第1部 理性について(理性でないもの;理性はどこに存するか;情報を得る手段について;確信の基盤について);第2部 福音の教理は理性に反するものではない(本当の矛盾または矛盾と思えるものを宗教のうちに認める不条理とその結果;この議論にかかわる啓示の権威について;キリスト教によって意図されたのは合理的で理解しうる宗教である。これを『新約聖書』に見られる奇蹟、方法、文体から証明する;人間理性の壊廃から引き出される異議に答える);第3部 福音には秘義的なもの、または理性を超えるものは存在しない(異邦人の著作に見られる秘義の由来と意味;あるものに関して、その特性すべてについて十分な観念を持たない、またその本質についてまったく観念を持たないことを理由に、そのものを神秘と呼ぶべきではない;『新約聖書』と古代キリスト教徒の著作における秘義という言葉の意味;聖書のある章句、信仰の本性、奇蹟から引き出される異議に答える;秘儀がキリスト教に持ち込まれたのは、いつ、なぜ、誰によってなのか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-00957-0   4-588-00957-5
書誌番号 1111044671
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111044671

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