心的基礎概念の歴史的構成 --
中畑正志 /著   -- 岩波書店 -- 2011.6 -- 22cm -- 287,41p

資料詳細

タイトル 魂の変容
副書名 心的基礎概念の歴史的構成
著者名等 中畑正志 /著  
出版 岩波書店 2011.6
大きさ等 22cm 287,41p
分類 104
件名 哲学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1957年生まれ。86年京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修指導認定退学。九州大学助教授を経て、現在、京都大学大学院文学研究科教授。共著「哲学の歴史第1巻」「岩波講座哲学第1巻」「イリソスのほとり」ほか。訳書:アリストテレス「魂について」ほか。
内容紹介 「対象」「感情」「想像力」など、心の働きに関わる基本用語の成立とその意味変容の歴史を、古代ギリシアから歴史的に辿り、その言葉に織り込まれた意味を解きほぐす。心をめぐる探究に豊かな示唆を与える注目の書。〈受賞情報〉和辻哲郎文化賞学術部門(第24回)
要旨 「対象」「感情」「想像力」「志向性」など、心のはたらきにかかわる基本用語の形成・受容・変容の過程を古代ギリシアから歴史的にたどり、それらの言葉に織り込まれた意味を解きほぐす。本書にまとめられた概念史的考究をつうじて著者は、内的で能動的な存在という従来の「心」の描像から、環境世界との関係を本質的な契機として自らのうちに組み込む「魂」の描像へと、心の描き方の転換をはかろうとする。アリストテレスを導きの糸として、心をめぐる探究に分野を超えて豊かな示唆を与える論文集。
目次 序 異なる思考の方向感覚を取り戻すために;1 名づける、喩える、書き換える;2 オブジェクトとの遭遇―「主客転倒」以前の対象概念;3 “感情”の理論、理論としての“感情”;4 ファンタシアーの変貌―現われ・表象・想像;5 志向性―現在状況と歴史的背景
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023793-2   4-00-023793-4
書誌番号 1111045941
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111045941

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