ザッカリー・メイスン /著, 矢倉尚子 /訳   -- 白水社 -- 2011.7 -- 20cm -- 220p

資料詳細

タイトル オデュッセイアの失われた書
著者名等 ザッカリー・メイスン /著, 矢倉尚子 /訳  
出版 白水社 2011.7
大きさ等 20cm 220p
分類 933
注記 The lost books of the Odyssey./の翻訳
著者紹介 【メイスン】1974年生まれ。人工知能を専門とするコンピューター・サイエンティスト。14歳で高校を卒業。Amazon.comに勤務した経歴を持つ。小説は本作が処女作であり、ニューヨーク公共図書館主催「ヤング・ライオンズ・フィクション賞」の最終候補に残る。
内容紹介 トロイア戦争の英雄オデュッセウスの冒険を、人間心理に対する深い洞察をもって描く、ボルヘスやイタロ・カルヴィーノの作風に連なる奇想と幻想の短編集。詩的で洗練された言葉で綴られた1冊。
要旨 ホメロスの詠ったイタケの王オデュッセウスは、女神アテナの寵愛あつく知略で知られ、トロイア戦争では神への貢ぎ物と偽った巨大な木馬を使って、トロイアを陥落させたのだった。だが、船で帰国する途中、海神ポセイドンの怒りをかい、何年も海上をさまようはめになる。魔女キルケや、美しい歌で船乗りを惑わせて殺すセイレンなど、数々の困難にあい部下も船も失ったすえに、ようやくイタケへ帰還したオデュッセウスは、不在の20年間に妃ペネロペイアにつきまとっていた求婚者らを、すべて討ち果たしたのだった。―ホメロスが採用しなかった「別バージョンの『オデュッセイア』」である本書では、主人公オデュッセウスは戦場で自分の分身にでくわしたり、死んだアキレウスの身代わりにロボットを創りだしたりと、驚きの新冒険をくりひろげる。唖然とする展開あり、みごとなオチに笑わされる話あり、人生や人間心理の哀しみをしみじみと味わう話ありの、奇想と幻想に満ちた短編集である。
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-08152-5   4-560-08152-2
書誌番号 1111050114
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111050114

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