比較文化論的アプローチ --
金子毅 /著   -- 社会評論社 -- 2011.7 -- 21cm -- 228p

資料詳細

タイトル 「安全第一」の社会史
副書名 比較文化論的アプローチ
著者名等 金子毅 /著  
出版 社会評論社 2011.7
大きさ等 21cm 228p
分類 509.8
件名 労働安全-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1962年埼玉県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期修了退学。大韓民国・世明大学教授。専攻は文化人類学、経営史、安全文化論。著書「八幡製鉄所職工たちの社会誌」など。
内容紹介 なぜ日本人に「安全」という考え方が根付かなかったのか。「safety-first」の淵源を辿り、近代日本の「安全第一」概念の構築過程を歴史文化論的観点からひもとく。原発「安全神話」崩壊の根源を問う論考。
要旨 日本特有の「安全神話」はどのように形成されたか。なぜ日本人に「安全」という考え方が根付かなかったのか。「safety‐first」の淵源をたどり、近代日本の「安全第一」概念の構築過程を歴史文化論的観点から紐解く。原子力発電の「安全神話」崩壊の根源を問う論考。
目次 序章 なぜいま「安全第一」なのか?;第1章 「安全」をめぐる諸研究と本書の視座;第2章 言説形成より見た日本的「安全第一」―戦前・戦中期(民間主導の時代;国家による間接的関与の時代;国家による直接的支配体制への移行);第3章 言説形成より見た日本的「安全第一」―高度経済成長期(労働災害の急増と「安全」意識の再燃―マニュアル化される労災イメージ;創出される労災イメージ―労働省の指定工場化);第4章 社員教育システムを通じた「安全第一」の実践(安全教育という名の「監視」;「安全」テキストによる教育実践―原著と翻訳の比較から;ねじ曲げられたハインリッヒ理論―灘吉資料に見るテキスト化の軌跡;生き抜くための「戦術」―生活知による「安全」の読み替え);終章 要約と展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-7845-1806-7   4-7845-1806-1
書誌番号 1111050523
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111050523

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