認知考古学からみる古代 -- 角川選書 --
松木武彦 /著   -- 角川学芸出版 -- 2011.7 -- 19cm -- 254p

資料詳細

タイトル 古墳とはなにか
副書名 認知考古学からみる古代
シリーズ名 角川選書
著者名等 松木武彦 /著  
出版 角川学芸出版 2011.7
大きさ等 19cm 254p
分類 210.32
件名 古墳
注記 文献あり
著者紹介 1961年愛媛県生まれ。大阪大学大学院文学部研究科博士課程修了。専攻は日本考古学。岡山大学文学部教授。著書に「人はなぜ戦うのか-考古学からみた戦争」など。2008年度サントリー学芸賞受賞。
内容紹介 なぜ巨大古墳が生まれ、そして衰退したのか。墳墓の分布やかたちの継承から首長層のヒエラルキーが論じられてきた古墳時代の歴史を、人の心理や認識のしかたをよりどころとして新たに読み解く。
要旨 なぜ前方後円墳のような巨大古墳が生まれ、そして衰退したのか。竪穴式石室から横穴式石室へという大転換はどうして起きたのか。長をまつる巨大な墳丘を「見上げる」行為や、埴輪や副葬品、石室の位置関係やつくられ方を、ヒトはどう感じ考えるかという心の動きの分析から解明。「神格化の舞台」から単なる「墓」へ。3世紀から7世紀の日本列島に10万基以上も築かれた古墳とは何であったかを問う、認知考古学からの古墳時代論。
目次 第1章 古墳があらわれるまで(社会を語る墓地;長たちの台頭;古墳への飛躍;ツクシ時代からヤマト時代へ―もうひとつの古墳成立史);第2章 前方後円墳を解剖する(なぜ「前方後円」か;前方後円墳の道具立て;王の眠る空間;前方後円墳とは何か);第3章 巨大古墳の世界(どこにどう築かれたか;国々の成立;巨大古墳を見上げる空間);第4章 古墳文化の衰亡(縮小する古墳;古墳から「墓」へ;古墳との決別);第5章 世界のなかの古墳文化(東アジアからみた古墳の出現;ユーラシアのなかの古墳;神々のたそがれ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703493-8   4-04-703493-2
書誌番号 1111050574

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 Map 210.3 一般書 利用可 - 2046813319 iLisvirtual
公開 210.2 一般書 貸出中 - 2046893029 iLisvirtual