心理学の知識を裁判に活かす -- 心理学の世界 --
仲真紀子 /著   -- 培風館 -- 2011.7 -- 19cm -- 227p

資料詳細

タイトル 法と倫理の心理学
副書名 心理学の知識を裁判に活かす 目撃証言,記憶の回復,子どもの証言
シリーズ名 心理学の世界
著者名等 仲真紀子 /著  
出版 培風館 2011.7
大きさ等 19cm 227p
分類 321.4
件名 法心理学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1984年お茶の水大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。現在、北海道大学大学院文学研究科教授。主な著書「目撃証言の心理学」「認知心理学の新しいかたち」「子どもの発達心理学」。
内容紹介 裁判員制度で、市民に求められるのは社会的常識による思考・判断だというが、専門家と非専門家ではどこが異なるのか。現実の事例にも当たりつつ、専門家の見方、非専門家の見方を考える。
要旨 裁判員制度が始まった。そこでは法の専門家と、非専門家である市民とが、協働し、証拠を評価し、法的判断を行う。市民に求められるのは社会常識による思考・判断だというが、専門家と非専門家では一体どこが異なるのだろうか。誤判原因に対する意識、目撃証言の信用性評価、記憶の抑圧や回復についての信念、言い逃れのメカニズム、そして子どもの証言をどう考えるか―。司法場面をフィールドに心理学の研究を行ってきた著者が、現実の事例にも当たりつつ、専門家の見方、非専門家の見方を考える。
目次 1章 市民と法曹の人々による、誤判意識―何が誤判を生むのか;2章 裁判に必要な知識―裁判員に求められるものとは;3章 専門家と非専門家の心理学的知識―専門家と非専門家はここが違う;4章 記憶の抑圧と回復―回復した記憶の信用性は;5章 偽りの記憶が問題となった事例―思い出せない記憶の想起過程;6章 記憶の抑圧/回復に対する信念―抑圧/回復の概念はどこから来るのか;7章 方便としての「記憶の抑圧と回復」―「記憶にございません」に説得力はあるのか;8章 子どもの証言は信用できるか―専門家と非専門家の信念の違い 幼児の証言の信用性;9章 子どもの証言の正確性に影響を及ぼす要因―面接における子どもの問題と大人の問題;10章 子どもの証言と司法面接―子どもからどのように話を聞けばよいか;11章 法と倫理の心理学―心理学の知識を裁判に活かす
ISBN(13)、ISBN 978-4-563-05891-3   4-563-05891-2
書誌番号 1111052657
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111052657

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