遺伝子進化が病気を生み出すメカニズム -- Dojin選書 --
颯田葉子 /著   -- 化学同人 -- 2011.7 -- 19cm -- 199p

資料詳細

タイトル 肥満は進化の産物か?
副書名 遺伝子進化が病気を生み出すメカニズム
シリーズ名 Dojin選書
著者名等 颯田葉子 /著  
出版 化学同人 2011.7
大きさ等 19cm 199p
分類 491.69
件名 遺伝学 , 遺伝病
注記 文献あり
著者紹介 1986年お茶の水女子大学理学研究科修了。現在、総合研究大学院大学先導科学研究科生命共生体進化学専攻教授。専門は進化生理学、ゲノム進化学。著書に「環境を〈感じる〉」などがある。
内容紹介 遺伝子は長い時間スケールで変化する。その変化が病気と結びつくとはどういうことか。本書では、遺伝子のレベルから進化と病気の関係を捉え、遺伝子の変化の影響を生活環境との関連から読み解く。
要旨 ヒトの病気の原因を進化の過程に求める「進化医学」。本書は遺伝子のレベルから進化と病気の関係をとらえる。遺伝子は長い時間スケールで変化(進化)する。その変化が病気と結びつくとはどういうことか。ビタミン合成の能力を失ったことによる壊血病、尿酸が抗酸化の機能を肩代わりしたことで起きる痛風などの例を引きながら、遺伝子の変化が即座に病気に結びつくわけではなく、生活環境の変化スピードとのミスマッチによって発生するという視点を提供する。
目次 序章 進化学の視点とは?;第1章 ゲノムと遺伝子;第2章 遺伝子が進化する;第3章 ヒトの系統;第4章 壊血病と色覚変異―霊長類の進化とその代償;第5章 痛風―類人猿の進化と病気;第6章 環境変化と生活習慣病、遺伝子の傷と病への抵抗性;第7章 進化するヒト;終章 進化と環境と疾病
ISBN(13)、ISBN 978-4-7598-1341-8   4-7598-1341-1
書誌番号 1111053400
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111053400

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 491.6 一般書 利用可 - 2048751779 iLisvirtual