空白の俳句史百年 -- 新潮選書 --
今泉恂之介 /著   -- 新潮社 -- 2011.8 -- 20cm -- 250p

資料詳細

タイトル 子規は何を葬ったのか
副書名 空白の俳句史百年
シリーズ名 新潮選書
著者名等 今泉恂之介 /著  
出版 新潮社 2011.8
大きさ等 20cm 250p
分類 911.302
件名 俳句-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1937年東京生まれ。上智大学文学部卒業後、日本経済新聞社入社。運動部次長、社会部編集委員を経て、論説委員として朝刊コラム「春秋」を担当。その後、中国河南省鄭州大学客員教授、流通経済大学教授を務め、2007年双牛舎を立ち上げ代表理事に。著書「兵馬俑と始皇帝」など。
内容紹介 江戸後期から明治中期。「月並で見るに堪えず」と子規が切り捨てた暗黒の100年にも、思いがけぬ名句秀句の数々があった。松山藩家老・奥平弾正や中島三郎助、無名の女流の句など、豊穣な俳句文芸の歴史が甦る。
要旨 子規に「卑俗陳腐」と一刀両断された江戸後期から幕末・明治の俳句。だが意外にもそこには「名句好句」の数々が!松山藩家老奥平弾正、最後に幕臣中島三郎助、土方歳三、漂白の俳人井上井月、さらには無名俳人や女性たちの秀句…。芭蕉・蕪村・一茶の「ビッグ3」から近代俳句の父・子規へ、滔々と流れる俳句史から「消された百年間」を鮮やかに蘇らせる。
目次 未知の空間に出会うまで;子規の言う「卑俗陳腐」とは;「近代俳句のあけぼの」;幕末伊予俳壇の二巨星;五稜郭決戦前の句会;政治にもまれて;美文調の敗北;老鼠堂永機vs正岡子規;宗匠の怪我の功名;井上井月という俳人;井月の句、普通の人の句;俳句維新へ、子規の戦い;主流はいずこに
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-603685-9   4-10-603685-1
書誌番号 1111058565
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111058565

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