生命の流れに還る -- 筑摩選書 --
魚住孝至 /著   -- 筑摩書房 -- 2011.9 -- 19cm -- 309p

資料詳細

タイトル 芭蕉最後の一句
副書名 生命の流れに還る
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 魚住孝至 /著  
出版 筑摩書房 2011.9
大きさ等 19cm 309p
分類 911.32
個人件名 松尾芭蕉
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1953年兵庫県生まれ。83年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、国際武道大学教授、国際日本文化研究センター共同研究員。専門は倫理学、日本思想、実存思想、身体文化。著書「宮本武蔵-日本人の道」ほか。
内容紹介 「清滝や波に散り込む青松葉」。この一句に、松尾芭蕉、晩年のどのような思いが籠められているのか。芭蕉の思想、そして句が決定的に深まった、奥羽の旅から最期に至るまでの5年半を詳しく見ていく。
要旨 旅に病んで夢は枯野をかけめぐる―松尾芭蕉、最後の句として知られる死の四日前深夜の「病中吟」である。日々旅にして旅を栖とした俳聖の、最期のイメージに相応しい。けれども実はその翌朝、弟子二人を枕頭に呼び「清滝や波に散り込む青松葉」を遺している。「改作」というのだが、これこそが辞世の句である。「不易流行」「軽み」そして最後の一句へと、境涯深まる芭蕉最晩年の五年半に焦点を当て、その実像に迫る。
目次 第1章 「芭蕉」の誕生―旅と庵住;第2章 「おくのほそ道」の旅の実際;第3章 「不易流行」―俳諧の古典へ;第4章 芭蕉庵での晩年の生活;第5章 作品『おくのほそ道』の誕生;第6章 芭蕉、最後の一句
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01527-3   4-480-01527-2
書誌番号 1111064027

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