デモクラシーの友と敵 -- 中公新書 --
野口雅弘 /著   -- 中央公論新社 -- 2011.9 -- 18cm -- 187p

資料詳細

タイトル 官僚制批判の論理と心理
副書名 デモクラシーの友と敵
シリーズ名 中公新書
著者名等 野口雅弘 /著  
出版 中央公論新社 2011.9
大きさ等 18cm 187p
分類 311.2
件名 政治思想-歴史 , 官僚制
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1969年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学政治経済学術院助教、岐阜大学教育学部准教授などを経て、2010年より立命館大学法学部准教授。
内容紹介 福祉社会が志向される一方、行政への不信が蔓延するパラドックス。本書は、めまぐるしく変わる政治状況を横目に見ながら、官僚批判の様々な連関を辿る。官僚制と戦う強いリーダーの待望と対峙する鋭利な政治思想史。
要旨 多くの人が福祉社会を志向しているにもかかわらず、それを支えるはずの行政への不信が蔓延している。本書では、目まぐるしく変わる政治状況を横目に見ながら、官僚制批判のさまざまな連関が辿られていく。トクヴィル、カフカ、ハーバーマス、シュミット、アーレントら幅広い論者が呼び出され、ウェーバーの官僚制論が現在との関連で検討される。官僚制と戦う強いリーダーが待望される現実と対峙する鋭利な政治思想史。
目次 第1章 リヴァイアサンとロマン主義(概念の成立の遅さ;オイコスと近代 ほか);第2章 デモクラシーと官僚制(ウェーバーの時代;ロベルト・ミヘルスとデモクラシーの逆説 ほか);第3章 「正当性の危機」から新自由主義へ(ルソーとウェーバー;官僚制の正当性 ほか);第4章 「鉄の檻」以後のカリスマの問題(近代の時代診断とカリスマへの期待;日本官僚制論の構図 ほか);第5章 読み直されるウェーバーの官僚制論(グローバル化のなかで;比較類型論の復権 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102128-1   4-12-102128-2
書誌番号 1111066103
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111066103

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 Map 311 一般書 利用可 - 2047070506 iLisvirtual
山内 公開 Map 311 一般書 利用可 - 2047045056 iLisvirtual
公開 Map 311 一般書 利用可 - 2053825063 iLisvirtual