松鶴・米朝・文枝・春団治 --
戸田学 /著   -- 岩波書店 -- 2011.9 -- 20cm -- 237p

資料詳細

タイトル 上方落語の四天王
副書名 松鶴・米朝・文枝・春団治 随筆
著者名等 戸田学 /著  
出版 岩波書店 2011.9
大きさ等 20cm 237p
分類 779.13
件名 落語家
著者紹介 1963年大阪生まれ。作家。2004年上方お笑い大賞秋田實賞受賞。大阪藝能懇話会会員。主な編著書に「桂米朝集成」全4巻など。
内容紹介 それぞれに異なる個性・芸風で人々の心をとらえた上方落語四天王。その芸の魅力とは。実際の演目を例に挙げながら、具体的に論じる。四天王への敬愛の念と、その芸への鋭い洞察が光る、画期的な四天王論。
要旨 六代目笑福亭松鶴、桂米朝、五代目桂文枝、三代目桂春団治。彼らは、戦後間もない頃、相前後して上方落語界に入門した。時には助け合い、また時には競い合って芸を磨き、やがて一世を風靡、四天王と称されるまでになる。滅亡寸前だった上方落語を復興させた功績は大きい。それぞれに異なる個性・芸風で人々の心をとらえた四天王。その芸の魅力とは何か?著者は、実際の演目を例に挙げながら綿密な考察を加え、芸の本質を鮮やかに浮かび上がらせる。演者の声・口調・間・仕草など細部にまでこだわった分析は、落語口演を聴き続けてきた著者ならではのものである。四天王への敬愛の念と、その芸への鋭い洞察が光る、画期的な四天王論。
目次 第1章 米朝落語の考察(『地獄八景亡者戯』;『たちぎれ線香』 ほか);第2章 松鶴の話術―繊細と稚気(声の魅力―“音”の可笑しさ;やはり『らくだ』、酒のネタから ほか);第3章 文枝の落語―五代目松鶴からの進化(丁稚は、喜六に通じる;ハメモノ落語を描いても ほか);第4章 春団治の世界―舞踊と落語の融合(『代書屋』;『いかけ屋』 ほか);第5章 大阪の古今亭志ん朝
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025814-2   4-00-025814-1
書誌番号 1111069147
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111069147

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