和歌でよむ古代の思想 -- ちくま新書 --
ツベタナ・クリステワ /著   -- 筑摩書房 -- 2011.10 -- 18cm -- 253p

資料詳細

タイトル 心づくしの日本語
副書名 和歌でよむ古代の思想
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 ツベタナ・クリステワ /著  
出版 筑摩書房 2011.10
大きさ等 18cm 253p
分類 911.102
件名 和歌-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1954年ソフィア生まれ。78年モスクワ大学アジア・アフリカ研究所日本文学科卒。80~81年東京大学文学部国語・国文学科研究生。ソフィア大学東洋語教授、中京女子大学教授、東京大学大学院人文社会系研究科客員教授などを経て、現在、国際基督教大学教授。
内容紹介 近代以降、西洋文明の獲得と引き換えに、日本語が培った叡智を私たちは失いつつある。本書では、近代文明を相対化する視点をはぐくむものとして、古代文学を捉え直し、王朝文学に封印された「心」を読み解く。
要旨 「心」「日本語(言の葉)」「和歌」。これら三つは密接につながっている。日本語が発展したのは、和歌のおかげである。日本人の世界認識の根源には「歌をよむ」という営為があるからだ。「心」は日本の伝統文化のエッセンスであり、この叡知を定着させたのは和歌である。しかし、近代以降、西洋文明の獲得と引き換えに、日本語が培った叡知を私たちは失いつつある。その喪失を偲ぶとき、王朝文化における和歌の卓越が明らかになるだろう。本書は、近代文明を相対化する視点をはぐくむものとして、古代文学を捉えなおす試みである。
目次 第1章 『竹取物語』―限りのない美と限りのない心;第2章 タブーと自由―人の心を種としたやまと歌;第3章 「月の影」とその彼方へ;第4章 「あいまいさ」の今昔;第5章 「月やあらぬ」とその英訳;第6章 日本語の限界と無限の表現力;第7章 外縁からのまなざし;第8章 助詞・助動詞のマジック・ミラー
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06626-8   4-480-06626-8
書誌番号 1111069756

所蔵

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都筑 公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2047131807 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2049322855 iLisvirtual