アヴァンギャルドの架け橋 --
阿部静子 /著   -- 慶応義塾大学出版会 -- 2011.11 -- 20cm -- 451,60p

資料詳細

タイトル 「テル・ケル」は何をしたか
副書名 アヴァンギャルドの架け橋
著者名等 阿部静子 /著  
出版 慶応義塾大学出版会 2011.11
大きさ等 20cm 451,60p
分類 950.2
件名 フランス文学-歴史-近代
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1943年生まれ。東京大学文学部卒。慶應義塾大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程修了。慶應義塾大学文学部非常勤講師等を経て、現在、白百合女子大学フランス文学科非常勤講師。共訳著に、ジョゼフ・デスアール、アニク・デスアール「透視術:予言と占いの歴史」。
内容紹介 季刊前衛文芸誌「テル・ケル」。94号で終刊するまで、「アヴァンギャルド」の旗手として、フランス国内だけでなく、各国へ影響を与えた“戦う雑誌”の足跡の意味を、初めて日本から問う画期的な研究。
要旨 フランスの小説家フィリップ・ソレルスが中心となって創刊された季刊前衛文芸誌「テル・ケル」(1960‐1982)。第二次世界大戦後、アルジェリア戦争中という不安定な時代に、戦う集団「アヴァンギャルド(前衛)」の旗手として繰り広げたさまざまな活動を丹念にたどり、「テル・ケル」の思想、文学、政治運動の全容を明らかにする。「テル・ケル」の活動の反響は、ヨーロッパ各国、アメリカ、そして日本にまで及んでいる。しかし、日本で「テル・ケル」の活動の全体像が紹介されることは、これまでなかった。本書は、フィリップ・ソレルスへのインタビューの成果を交え、「テル・ケル」から「ランフィニ」誌への継続を前提に、「テル・ケル」が歴史に刻んだ足跡の意味を問うものである。
目次 1章 「テル・ケル」と(その)時代;2章 鬼っ子文芸誌の誕生;3章 創刊号;4章 ヌーヴォー・ロマンからアルトー、バタイユへ;5章 「テル・ケル」号のゆくえ;6章 バルトとフーコーが「テル・ケル」にしたこと;7章 「テル・ケル」の選択、「テル・ケル」の賭;8章 Never explain,never complain.「言い訳はしない。不平は言わない。」;9章 失われた「時代」を求めて
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-1885-9   4-7664-1885-9
書誌番号 1111076625
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111076625

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