原子力村からの告発 -- 角川SSC新書 --
田辺文也 /著   -- 角川マガジンズ -- 2011.11 -- 18cm -- 206p

資料詳細

タイトル まやかしの安全の国
副書名 原子力村からの告発
シリーズ名 角川SSC新書
著者名等 田辺文也 /著  
出版 角川マガジンズ 2011.11
大きさ等 18cm 206p
分類 543.5
件名 原子力発電
注記 文献あり
著者紹介 1945年北海道生まれ。京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻博士課程単位取得中退。京都大学基礎物理学研究所非常勤講師を経て、75年日本原子力研究所入所。日本原子力研究開発機構上級研究主席などを経て、現在(株)社会技術システム安全研究所長。日本認知科学会会員など。
内容紹介 巨大事故は人間の思い込みから起こる。安全な原発はありえるのか。日本原子力研究所で35年、原発の安全性について研究してきた著者が、日本のような国が原発を持つことの危険性を説く。
要旨 日本原子力研究所で35年間、原発の安全性について研究をしてきた著者は、「重大な事故は想定外の事象のより、想定外のプロセスを経て現実に起こりうる」と長年訴えてきた。しかし、その警鐘は黙殺されてきたという。今回の福島第一原発事故では、3月20日以降の原子炉内再溶融の可能性を指摘。だれも本当のことを言おうとしない原子力村で闘ってきた著者が、覚悟と能力を持たない国が原発を持つことの危険性を説き、安全に廃炉にし、核廃棄物を低減する方向への転換を提言する。
目次 第1章 この国に原発を持つ覚悟と能力があるのか?;第2章 この国の原発安全対策は誰がしてきたのか?;第3章 安全神話はいかにして作られたのか;第4章 データ分析して見えてきた福島第一原発事故;第5章 過去の事故に学ぶこと―スリーマイル、チェルノブイリ、そしてJCO;第6章 原発の安全と安心;第7章 「軍隊」のない国が原発を持つということ
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-731560-0   4-04-731560-5
書誌番号 1111078590
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111078590

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 543.5/329 一般書 利用可 - 2048636589 iLisvirtual