岩波人文書セレクション --
内田隆三 /著   -- 岩波書店 -- 2011.11 -- 19cm -- 261p

資料詳細

タイトル 探偵小説の社会学
シリーズ名 岩波人文書セレクション
著者名等 内田隆三 /著  
出版 岩波書店 2011.11
大きさ等 19cm 261p
分類 901.3
件名 推理小説
著者紹介 1949年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は社会理論・現代社会論。著書に「消費社会と権力」「ベースボールの夢-アメリカ人は何をはじめたのか」「ミシェル・フーコー」「柳田国男と事件の記録」「国土論」「社会学を学ぶ」「生きられる社会」など。
内容紹介 近代になって誕生した探偵小説というジャンルは、「都市」の成立とも密接な関係を持っている。19世紀から今日までの探偵小説を通じて、探偵小説を消費する精神の土壌を分析。その言語の有する問題性にまで迫る。
要旨 近代になって誕生した探偵小説というジャンルは、“都市”の成立とも密接な関係を持っている。近代とは何か、都市における欲望のありようとは何か、探偵小説は多くの示唆を与えてくれる。一九世紀から今日までの探偵小説を通じて、探偵小説を消費する精神の土壌を分析し、その言語の有する問題性にまで迫る。
目次 第1章 猫と探偵と二十世紀(起源と模倣;猫と探偵;探偵とは誰か;ある興味;ディスクールの不安);第2章 緋色の研究(ザディグの方法;デュパン、あるいは深さのゲーム;緋色の研究;最後の挨拶);第3章 探偵小説の屈折と戦争(ABC;義眼のなかの動機;童謡殺人;都市の名づけえぬ顔;狂気の通路);第4章 探偵のディスクール(想起と眠り;遊歩、蒐集、そして探偵;解釈の詐術)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028503-2   4-00-028503-3
書誌番号 1111079867

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
保土ケ谷 公開 Map 901 一般書 利用可 - 2047307468 iLisvirtual