崩れ去る「公助」「共助」から「自衛」の時代へ --
川渕孝一 /著   -- 自由工房 -- 2011.11 -- 19cm -- 278p

資料詳細

タイトル 国民皆保険はまだ救える
副書名 崩れ去る「公助」「共助」から「自衛」の時代へ
著者名等 川渕孝一 /著  
出版 自由工房 2011.11
大きさ等 19cm 278p
分類 498.13
件名 医療制度-日本 , 健康保険
著者紹介 1959年富山県出身。一橋大学商学部卒。シカゴ大学経営大学院修士課程修了。民間病院勤務後、旧厚生省国立医療・病院管理研究所、日本福祉大学経済学部教授、日本医師会総合政策研究機構主席研究員等を経て、東京医科歯科大学大学院教授。専門は医療経済学、医療政策、医業経営。
内容紹介 これからの日本医療のキーワードは、「国に期待せず、民の知恵と努力で自衛する」。本書では国民皆保険制度の現状を明らかにするとともに、東日本大震災後の復興計画を織り込んだ医療・介護の現実的な将来像を示す。
要旨 「国に期待せず、民の知恵と努力で自衛する」。もはやこれしかない。第1章では日本の医療の将来像と現実のギャップを俯瞰し、第2章では、旧自公政権時代の官僚主導の医療改革が、しがらみに縛られ肝心要の「患者の視点」がいかに欠如していたかを明らかにする。第3章では政権交代に期待した「政治主導」の新成長戦略もいかに危ういものだったかを看破し、第4章で私の空しい訴えかもしれないが、「国民皆保険はまだ守れる!」との希望を込め、東日本大震災の復興計画を織り込んだ医療・介護の将来像を描いた。
目次 第1章 日本の医療が危ない―増幅する医療不信(はたして医療はサービス業か;どうして「たらい回し」がなくならないのか ほか);第2章 どうして医療改革は進まないのか―官僚は臨床現場がわからない(官僚への丸投げが続く医療改革;“粛清”ばかりでよいのか介護ビジネス ほか);第3章 政権交代でわか国の医療はよくなったのか―口先だけの政治主導(マニフェスト選挙の虚と実;迷走する後期高齢者医療制度の現状と課題 ほか);第4章 日本の医療はどうしたらよいのか―抜本改革などありえない(医療は新成長産業となるか;本当に日本の医療は「世界一」なのか ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-901450-12-6   4-901450-12-3
書誌番号 1111081178

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 498.1/1823 一般書 利用可 - 2047335763 iLisvirtual