臨床家が守るべき一線 --
グレン O.ギャバード /著, エヴァ P.レスター /著, 北村婦美 /訳, 北村隆人 /訳   -- 金剛出版 -- 2011.11 -- 22cm -- 288p

資料詳細

タイトル 精神分析における境界侵犯
副書名 臨床家が守るべき一線
著者名等 グレン O.ギャバード /著, エヴァ P.レスター /著, 北村婦美 /訳, 北村隆人 /訳  
出版 金剛出版 2011.11
大きさ等 22cm 288p
分類 146.1
件名 精神分析
注記 Boundaries and boundary violations in psychoanalysis./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ギャバード】1949年生まれ。演劇で学位を取得したのち医学部を卒業。米国力動精神医学の拠点であるメニンガー・クリニックで長年臨床活動や研究・教育に携わる。現在、米国テキサス州ベイラー医科大学精神科臨床教授。米国の精神科医。精神分析家。
内容紹介 臨床家が越えてはならない一線を越えること、それを「境界侵犯」という。精神分析における「境界侵犯」の倫理的問題について、多面的理解を試みる。倫理的な問題が重視されつつある、現代の臨床家必読の1冊。
要旨 臨床家が越えてはならない一線を越えること、それを「境界侵犯」という。本書は、精神分析における「境界侵犯」の倫理的問題について、多面的理解を試みた著作の翻訳である。本書の美点は、3つあげられる。まず、普段表に出ることのない境界侵犯の事例が、豊富に紹介されていること。2つ目に境界侵犯をおかした治療者を類型化し、それぞれの精神力動を示したこと。そして最後に境界侵犯が生じた際に個人や組織がとるべき対応を、非常に具体的に論じていること、である。これらについての論述の包括性と具体性を備えた本書は、倫理的な問題が重視されつつある現代の臨床家にとって、欠かせない1冊になるであろう。
目次 第1章 精神分析における境界概念;第2章 境界と精神分析過程;第3章 分析の枠組み、分析的境界、そして分析的対象;第4章 境界とジェンダー;第5章 精神分析における境界侵犯の初期の歴史;第6章 性的境界侵犯;第7章 非性的境界侵犯;第8章 転移の運命:終結後の境界;第9章 精神分析のスーパービジョンにおける境界;第10章 組織の対応
ISBN(13)、ISBN 978-4-7724-1221-6   4-7724-1221-2
書誌番号 1111083286

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