今野鈴代 /著   -- 笠間書院 -- 2011.11 -- 22cm -- 379,5p

資料詳細

タイトル 『源氏物語』表現の基層
著者名等 今野鈴代 /著  
出版 笠間書院 2011.11
大きさ等 22cm 379,5p
分類 913.36
個人件名 紫式部
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 神奈川県生まれ。鶴見大学大学院文学研究科博士後期課程修了。主要論文に「第三句末「て」にみる展開の様相-永福門院の一つの表情」「「天神・道真」一つの表敬表記」「もう一人の源氏-允明の場合」などがある。
内容紹介 何を語り、何を発信している表現なのか。『源氏』をできる限り書かれた当時のままに読むにはどうしたらよいのか。作品成立当時の社会の共通理解を読み解き、本文表現を個別に考証。読解の第一歩。
要旨 文学作品に限らず広く歴史資料・諸記録をも見渡したうえで『源氏物語』に向かうと、作品世界の各「表現」の必然性が明らかになる。作品成立当時の社会の共通理解を読み解き、本文表現を個別に考証する。『源氏』をできる限り書かれた当時のままに読むにはどうしたらよいのか。読解の第一歩。
目次 第1編 背景としての史実考察(もう一人の一世源氏―醍醐皇子允明の場合;「乳母子惟光」誕生の時代背景);第2編 蔵人所の人々(蔵人所の“兄弟同職”にみる一設定;「蔵人五位時方」をめぐって;「蔵人より冠たまはる」―叙爵時年齢の考察);第3編 表現のちから(「天神・道真」一つの表敬表記;「后と女御」排列表現考;六条院の女楽・奏者の排列表現考);第4編 歌のこころ(引歌表現―“子”をめぐる一様相;『和泉式部日記』との交渉その一―「我は我」表現に関して;『和泉式部日記』との交渉その二―共通する二、三の語句表現に関して);第5編 時代とことばと(俊成の父 定家の父―敬慕のかたち;「由祓」覚書―変遷のすがた;六条院の筍料理―地火炉次のこと)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70556-3   4-305-70556-7
書誌番号 1111085045
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111085045

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