1939~1955 --
山崎正勝 /著   -- 績文堂出版 -- 2011.12 -- 22cm -- 304p

資料詳細

タイトル 日本の核開発
副書名 1939~1955 原爆から原子力へ
著者名等 山崎正勝 /著  
出版 績文堂出版 2011.12
大きさ等 22cm 304p
分類 539.091
件名 原子力政策
注記 索引あり
著者紹介 1944年静岡県生まれ。72年東京工業大学大学院理工学研究科物理学専攻博士課程修了。76年三重大学教育学部講師、助教授。88年東京工業大学工学部人文社会群教授。96年東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻技術構造分析講座教授。現在、東京工業大学名誉教授。
内容紹介 核の開発に関わった人々は、原爆被災の経験を経て、核エネルギーの問題をどう考えてきたのか。ドイツでウランの核分裂が公表された1939年から、原子力政策が始まった1955年までの日本の核開発の歴史を辿る。
要旨 核の研究と開発に関わった人びとは、戦時中の軍事開発と広島・長崎の原爆被災の経験を経て、どのように核エネルギーの問題を考えてきたのか。
目次 第1部 戦前・戦中編(発端―陸軍と仁科芳雄;基礎科学を追求する仁科芳雄―真珠湾攻撃後、「基礎研究に邁進」;「物理懇談会」海軍技術研究所からの依頼;仁科芳雄、「お国のために役立つ研究」へ;核の研究開発開始と陸軍への報告書;二号研究の開始;海軍の京都帝大荒勝文策への研究依頼とF研究;ウラン資源のドイツへの依頼と国内探査;拡散塔の焼失と理研における二号研究の中止;原爆投下とその調査;戦後研究の開始とサイクロトロン破壊);第2部 戦後編(米国による原爆投下の正当化論;科学者たちの戦後―原爆から学んだこと;学術研究会議の原爆被害調査と原爆傷害調査委員会(ABCC)の発足;占領軍による原爆報道検閲と原子爆弾に関する一般国民の意識;学術会議における原子力に関する議論―国内法による規制;アイゼンハワー国連演説と東西原子力外交;原子力予算計上と伏見の原子力憲章案;ビキニ事件の衝撃と原子力三原則;ビキニ事件に対する米国の反応;l学術会議の原子力基本法定の動き;原水爆禁止運動の発展;読売新聞社の「原子力平和使節団」招待と「原子力平和博覧会」;日米原子力協定;原水爆禁止運動の高揚―ラッセル・アインシュタイン宣言と原水爆禁止世・
ISBN(13)、ISBN 978-4-88116-075-6   4-88116-075-3
書誌番号 1111085578

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 539.0 一般書 利用可 - 2047397467 iLisvirtual
神奈川 公開 Map 539 一般書 利用可 - 2047394727 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 539 一般書 利用可 - 2047370860 iLisvirtual
金沢 公開 Map 539 一般書 利用可 - 2047397327 iLisvirtual