「教育二法」成立過程の研究 --
藤田祐介 /著, 貝塚茂樹 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2011.12 -- 22cm -- 316,5p

資料詳細

タイトル 教育における「政治的中立」の誕生
副書名 「教育二法」成立過程の研究
著者名等 藤田祐介 /著, 貝塚茂樹 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2011.12
大きさ等 22cm 316,5p
分類 373.2
件名 教育法-歴史 , 日本-教育-歴史-昭和時代(1945年以後)
注記 文献あり 索引あり
要旨 1954(昭和29)年、教育界に激震が走った。学校での「偏向教育」是正を目的とした「教育二法」が制定されたのである。東西冷戦が続くなか、「山口日記事件」をきっかけに、教育の政治的中立性をめぐる全国的な論争が巻き起こった。論争の舞台は国会に移り、法案として審議されるに至る。その後、教育界においてこの問題は、論争の党派性、イデオロギー対立の象徴として、長らくタブー視されてきた。本書はこの「教育二法」の制定過程を検証し、その歴史的意義を改めて考察する。文部省、日教組、知識人…それぞれの関係者は、何を目指したのか。豊富な史料に基づいた研究成果が、今、明らかになる。
目次 序章 なぜ、「教育二法」研究か;第1章 「教育二法」案の立案過程―国会審議以前における法案作成の経緯について;第2章 「教育二法」と中央教育審議会―教育の政治的中立性をめぐる論議の検討;第3章 第一九回国会における「教育二法」の成立過程―衆参両院文部委員会での審議を中心に;第4章 「教育二法」制定過程における教育関係団体―日本教職員組合の活動を中心に;第5章 教育の政治的中立性をめぐる論議と「世論」―「教育二法」を中心に;補章 文相大達茂雄と「教育二法」;資料編
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-06147-1   4-623-06147-7
書誌番号 1111086188

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