発掘された古文献が語る -- 東方選書 --
工藤元男 /著   -- 東方書店 -- 2011.12 -- 19cm -- 274p

資料詳細

タイトル 占いと中国古代の社会
副書名 発掘された古文献が語る
シリーズ名 東方選書
著者名等 工藤元男 /著  
出版 東方書店 2011.12
大きさ等 19cm 274p
分類 148.0222
件名 易・占い-歴史
著者紹介 1950年生まれ。82年早稲田大学博士後期課程単位取得退学。早稲田大学文学学術院教授。主な編著に「東アジア古代出土文字資料の研究」ほか。
内容紹介 巫風豊かな楚地に生まれ、秦漢帝国を媒介として各地に伝播し、解体していった中国古代の占卜=占い文化。主に近年出土し注目される占卜書「日書」を読み解きながら、古代の人々の生活と社会の実態を明らかにする。
要旨 巫風豊かな楚地に生まれ、秦漢帝国を媒介として各地に伝播し、解体していった中国古代の占卜(占い)文化。前半では『史記』に登場する「日者」(占い師)の世界観を探り、近年注目される占卜書「日書」の出土状況を概観する。さらに秦漢帝国における国家と占卜の結びつきや、尹湾簡牘に残された地方官吏の日記から読み取れる出張と占卜、睡虎地秦簡「日書」などにみられる行旅と占卜の関わりを、具体的な資料を紹介しつつ明らかにする。後半では、「卜筮祭祷簡」と呼ばれる民俗宗教文書の性格を通じて「日書」の淵源に迫るほか、秦漢時代の法律と占卜とを比較することにより、古代社会の統治における「法」と「習俗」の現実的な関係を検証する。
目次 第1章 長安東市の日者;第2章 「日書」の発見;第3章 国家と占卜;第4章 官吏の出張と占卜;第5章 行旅と占卜;第6章 「卜筮祭祷簡」と貞人・貞卜;第7章 「卜筮祭祷簡」から「日書」へ;第8章 法と習俗
ISBN(13)、ISBN 978-4-497-21110-1   4-497-21110-X
書誌番号 1111088952
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111088952

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