台湾「残留」日本語論 --
安田敏朗 /著   -- 人文書院 -- 2011.11 -- 20cm -- 291p

資料詳細

タイトル かれらの日本語
副書名 台湾「残留」日本語論
著者名等 安田敏朗 /著  
出版 人文書院 2011.11
大きさ等 20cm 291p
分類 810.9
件名 言語政策-日本-歴史 , 植民地政策-日本
注記 索引あり
著者紹介 1968年神奈川県生まれ。91年東京大学文学部卒。96年東京大学大学院総合文化研究科博士課程学位取得修了。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教員。専門は近代日本言語史。著書「植民地のなかの「国語学」時枝誠記と京城帝国大学をめぐって」など。
内容紹介 日本語は日本人だけのものなのか。植民地で話させた日本語は、だれのものなのだろうか…。いちどは遺棄され、そしてまた拾いあげられようとする日本語の現在をめぐる政治学。
要旨 日本植民地時代の「国語」教育、およびその「成果」をめぐる、当時から現在までの様々な言説を分析。台湾人の苛立ちと諦観、教育者の焦りと自己満足、旅行者のノスタルジー、言語学者の興奮など、日本語を話す台湾人という現象からあぶりだされるのは、むしろ日本人の日本語観である。ことばをめぐる政治・歴史・他者像を明らかにしてきた著者の最新書下ろし。
目次 はじめに―「JAPANデビュー」;第1章 日本語への視線―「かれらの日本語」という問題;第2章 「かれらの日本語」発生の前提;第3章 「かれらの日本語」の発生;第4章 「かれらの日本語」の展開―一九四五年以降の台湾と日本語;第5章 「日本語教育史」の再編―「成功」の歴史なのか;第6章 「かれらの日本語」、その後―一九九〇年代以降の議論;おわりに―「わたしたちの日本語」の解体にむけて
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-04102-4   4-409-04102-9
書誌番号 1111089034

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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