広島、長崎、そして福島 -- 平凡社新書 --
直野章子 /著   -- 平凡社 -- 2011.12 -- 18cm -- 271p

資料詳細

タイトル 被ばくと補償
副書名 広島、長崎、そして福島
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 直野章子 /著  
出版 平凡社 2011.12
大きさ等 18cm 271p
分類 369.37
件名 福島第一原子力発電所事故(2011) , 原子爆弾-被害 , 補償
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。主要著作に「「原爆の絵」と出会う-込められた想いに耳を澄まして」などがある。第3回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞。
内容紹介 経済的補償のみではカバーされない、被害の受忍を強いられないために…。3.11から1年を前に、浮上する問題の核心に迫る。広島、長崎の経験を踏まえた、これからの議論においてベースとなる必読書。
要旨 3・11の東京電力福島第一原発事故発生以来、長期にわたる影響が懸念される放射線被害の実態。受忍を強いられてきた被爆者の歴史を繰り返さないために、その現実を原発被害者が直面する状況へと接続し、原子力を受け入れてきた国家による補償の在り方を考える。奪われた福島の未来を取り戻すために、いま被爆者たちの遺産を受け継ぐ。
目次 第1章 原発事故被害に対する補償制度―「中間指針」を読み解く(原発事故の被害;原子力損害の範囲;賠償の中間指針;指針の特徴と残された課題;健康調査と健康管理);第2章 被爆者に対する援護―「原爆被害」の境界(現行の被爆者援護制度―法が定める「被爆者」と「原爆被害」;「被爆者」の誕生―原爆医療法制定まで;医療法改正と特別措置法制定;被害の発掘と責任の追及―被曝者運動の軌跡);第3章 「放射線起因性」めぐる政治(「三号被爆者」裁判;「黒い雨」指定地域;「被曝体験者」とPTSD;原爆症認定と裁判;ABCC/放影研と被曝者調査);第4章 被ばくと「受忍」―犠牲を強いられないために(放射線防護と受忍の思想;被爆者に対する受忍論;戦争被害受忍論の系譜;原発事故における「受忍」;戦後補償と原発事故被害の補償);おわりに―被爆者の苦しみを繰り返さないために
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85620-0   4-582-85620-9
書誌番号 1111089111

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