ジョージ・プライスと利他行動の対価 --
オレン・ハーマン /〔著〕, 垂水雄二 /訳   -- みすず書房 -- 2011.12 -- 20cm -- 514,81p

資料詳細

タイトル 親切な進化生物学者
副書名 ジョージ・プライスと利他行動の対価
著者名等 オレン・ハーマン /〔著〕, 垂水雄二 /訳  
出版 みすず書房 2011.12
大きさ等 20cm 514,81p
分類 289.3
個人件名 プライス,ジョージ
注記 The price of altruism./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ハーマン】ヘブライ大学、ハーヴァード大学、オックスフォード大学で歴史学と生物学を修め、大学で生物学史等の教鞭をとる傍ら、執筆活動をする。バル・イラン大学大学院、科学・技術・社会研究部門主任教授。ロサンゼルス・タイムズの2010年度出版賞で科学技術部門最優秀賞受賞。
内容紹介 彼はあらゆる重要な転機に居合わせた。その全てが、進化生物学のブレイクスルーにつながっていた…。利他行動の進化の謎をめぐる探求の歴史を、謎の鍵を握った科学者の数奇な生涯とともに描く科学ノンフィクション。
要旨 熾烈な生存競争と淘汰のもとで、なぜ他者を利する行動が生じたのか?本書は哲学的テーマをはらんだ重厚な科学ノンフィクションであり、その謎を追い求めた末にホームレスとして死んだ異端の科学者ジョージ・プライスの驚愕の伝記でもある。第1部では、メイナード・スミス、フィッシャーら巨星たちが織りなす波乱の科学史をたどる。第2部は進化学史と伝記が合流するところから始まる。プライスが導いた淘汰の方程式は、利他行動の理論に待望の普遍的定式を与え、「多層レベル淘汰」という大きなダイナミクスをも見渡すものだった。進化生物学の哲人ビル・ハミルトンとプライスの交流の記録も胸を打つ秀作。
目次 第1部(戦争か平和か;ニューヨーク;淘汰;放浪;友好的なヒトデと利己的なゲーム;奮戦;さまざまな解決策;容易な道はない);第2部(ロンドン;「偶然の一致による」回心;「愛の」回心;清算;利他行動;最後の日々)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07666-7   4-622-07666-7
書誌番号 1111090947

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