シュトレーゼマンとヨーロッパの再建 -- 中公叢書 --
牧野雅彦 /著   -- 中央公論新社 -- 2012.1 -- 20cm -- 294p

資料詳細

タイトル ロカルノ条約
副書名 シュトレーゼマンとヨーロッパの再建
シリーズ名 中公叢書
著者名等 牧野雅彦 /著  
出版 中央公論新社 2012.1
大きさ等 20cm 294p
分類 329.48
件名 ロカルノ条約(1925)
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1955年横須賀市生まれ。京都大学法学部卒。名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得。名古屋大学助教授を経て、現在、広島大学大学院社会科学研究科教授。著書に「はじめての政治学」など。
内容紹介 ナチズム前夜。そこには再度の世界大戦へ向かう道とは別の可能性が確かにあった…。本書では、シュトレーゼマン、ブリアンの独仏外相を中心に、ロカルノ条約の成立から崩壊にいたる過程を描く。
要旨 戦争は始めるより終わらせる方が難しい。ヴェルサイユの講和が未解決のまま残した賠償問題に端を発する独仏両国の衝突(ルール占領)は形を変えた戦争の継続であり、ロカルノ条約はこれを終結させた「第二の講和条約」であった。本書はシュトレーゼマン、ブリアンの独仏外相を中心にロカルノ条約の成立から崩壊にいたる過程を描く。最初の世界大戦の戦後処理をめぐる二人の歩みは、平和の構築が「和解」や「宥和」などの言葉では尽くせない厳しい営みであることを示している。
目次 ロカルノ条約―第二の講和条約;和解の政治家ブリアン―「政教分離法」からカンヌ会議まで;シュトレーゼマン―併合主義からワイマール共和国の受容へ;一九二三年の危機―「第二の敗戦」;ブリアン再登場;ロカルノ条約の成立;ドイツの国際連盟加盟;トワリー会談―独仏協定の挫折;停滞と模索;講和問題の最終的解決へ;ロカルノ体制の意義と限界―カール・シュミットの批判;ヨーロッパ協調の崩壊―シュトレーゼマン亡き後のドイツ外交;ブリアン以降のヨーロッパ
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-004319-2   4-12-004319-3
書誌番号 1112000371
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112000371

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保土ケ谷 公開 329 一般書 貸出中 - 2047503887 iLisvirtual