ユダヤ人・帝国・パレスチナ --
鶴見太郎 /著   -- 東京大学出版会 -- 2012.1 -- 22cm -- 436,72p

資料詳細

タイトル ロシア・シオニズムの想像力
副書名 ユダヤ人・帝国・パレスチナ
著者名等 鶴見太郎 /著  
出版 東京大学出版会 2012.1
大きさ等 22cm 436,72p
分類 316.88
件名 シオニズム-歴史 , ロシア-歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1982年岐阜県生まれ。2004年東京外国語大学外国語学部卒。06~07年エルサレム・ヘブライ大学ロスバーグ国際校客員研究員。10年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学分野博士課程修了などを経て、現在、日本学術振興会特別研究員PD。
内容紹介 シオニズム運動の枢要を担ったロシア帝国のユダヤ人に、ロシアに残ったロシア・シオニズム思想の系譜が存在した。歴史的な文脈を辿り、シオニズムの新たな側面に光をあてる。第1回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。
要旨 省みられることの少ない一次資料の発掘に基づき、ロシア語を中心にヘブライ語も含む文献を駆使して展開された、優れたロシア・ユダヤ社会史研究であると同時に、社会学的見地からのネーション論や集団的アイデンティティ論を踏まえた民族問題論。パレスチナに行かなかった「シオニスト」たち、忘れられたユダヤ思想の文脈に光をあてる第1回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。
目次 序章 パレスチナに行かなかったシオニスト;第1章 ロシア帝国におけるシオニズムの生成―一九世紀終わりのロシア・ユダヤ人と初期のシオニズム;第2章 「ネーション」概念にはいかなる利点があったのか―集団内アイデンティティと集団間アイデンティティ;第3章 本質規定を忌避するナショナリズム―純粋な社会性の追求;第4章 シオニズムの「想像の文脈」―ロシア・シオニズムは何を持ってパレスチナに入ったのか;終章 一九一七年―消えた帝国、散っていった夢
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-016032-2   4-13-016032-X
書誌番号 1112004526

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