近代中国の対外態勢の変容と在外公館 --
箱田恵子 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2012.2 -- 22cm -- 353,23p

資料詳細

タイトル 外交官の誕生
副書名 近代中国の対外態勢の変容と在外公館
著者名等 箱田恵子 /著  
出版 名古屋大学出版会 2012.2
大きさ等 22cm 353,23p
分類 319.22
件名 中国-対外関係-歴史-近代 , 外交官-中国
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1975年生まれ。2004年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、宮城教育大学教育学部准教授。
内容紹介 科挙官僚の帝国で、いかにして近代外交の担い手は生まれたのか。在外公館を孵化器に職業外交官が形成されていく過程を、人事の実態を含めて把握することで、近代中国外交の展開と特質を浮き彫りにする。
要旨 科学官僚の帝国で、いかにして近代外交の担い手は生まれたのか。清末の公使館や領事館の開設はゴールではない。在外公館を孵化器に職業外交官が形成されていく過程を、個々の外交交渉のみならず、人事の実態を含めて把握することで、近代中国外交の展開と特質を浮き彫りにする。
目次 第1部 清朝在外公館の設立(清朝による常駐使節の派遣;清朝による領事館の設立とその特徴);第2部 一八八〇年代以降における中国外交の変化(在外華人保護の動きとその限界―駐米公使・張蔭桓の移民問題に関する対米交渉を例として;清朝外交のイメージの形成―清英「ビルマ・チベット協定」(一八八六年)を例として;「遠略に勤めざるの誤りを論ず」―薛福成による新しい清朝外交の追求);第3部 「外交官」の誕生とその特徴(在外公館における外交人材の養成―日清戦争までを中心に;外交制度改革と在外公館―日露戦争後の人事制度改革を中心として;「外交官」たちの国際認識);領事館の増設とその意味―陸徴祥によるオランダとの領事館設立交渉を中心に
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0687-3   4-8158-0687-X
書誌番号 1112005650
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112005650

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