外交証言録 --
中島敏次郎 /著, 井上正也 /編, 中島琢磨 /編, 服部龍二 /編   -- 岩波書店 -- 2012.1 -- 22cm -- 272p

資料詳細

タイトル 日米安保・沖縄返還・天安門事件
副書名 外交証言録
著者名等 中島敏次郎 /著, 井上正也 /編, 中島琢磨 /編, 服部龍二 /編  
出版 岩波書店 2012.1
大きさ等 22cm 272p
分類 319.1053
件名 日本-対外関係-アメリカ合衆国-歴史-昭和時代(1945年以後) , 日本-対外関係-中国-歴史-平成時代
注記 年譜あり
著者紹介 【中島敏次郎】1925年東京都生まれ。48年東京大学法学部卒、外務省入省、外務省研修所入所。50年条約局条約課に配属。在米日本大使館外交官補、在連合王国日本大使館特命全権公使、国際法協会日本支部副会長等を経て、2000年国際投資紛争解決センター調停員。11年逝去。
内容紹介 戦後日本外交は、いかに形作られてきたのか。日米安保体制を体現してきた元外務審議官・駐中国大使、その彼の足跡をまとめた歴史的資料。外務省条約局の内実や、尖閣諸島をめぐる米国との協議についての省察も収録。
要旨 日米安全保障条約改定交渉、沖縄返還交渉、日米ガイドライン策定といった戦後の主要な対米交渉に関与してきた外交官である中島敏次郎。沖縄返還交渉時には尖閣諸島の取り扱いについて米国と協議し、中曽根政権期には外務審議官として「ロン・ヤス関係」を支えた。外務省条約局を中心とする要職を歴任してきた重要人物であり、その内実を最もよく知る人物であった。また、天安門事件に駐中国大使として遭遇もしている。これまでほとんど紹介されてこなかった彼の証言からは、日本外交が生みだされていくプロセスが浮かび上がってくる。
目次 解題 「外交証言録」に見る戦後日本外交(井上正也);第1章 旧安保条約から新安保条約へ―条約課事務官時代を中心に;第2章 沖縄返還交渉―条約課長時代;第3章 佐藤・ニクソン共同声明―条約課長・駐英公使時代;第4章 日米安保の変容と国際政治―条約局長・アメリカ局長・駐シンガポール大使時代;第5章 中曽根政権と日本外交―外務審議官・駐オーストラリア大使時代;第6章 天安門事件―駐中国大使時代;終章 尖閣諸島と戦後外交
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024288-2   4-00-024288-1
書誌番号 1112007099
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112007099

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