文学で読み解く「3・11」 -- 朝日新書 --
外岡秀俊 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2012.2 -- 18cm -- 254p

資料詳細

タイトル 震災と原発国家の過ち
副書名 文学で読み解く「3・11」
シリーズ名 朝日新書
著者名等 外岡秀俊 /著  
出版 朝日新聞出版 2012.2
大きさ等 18cm 254p
分類 369.31
件名 東日本大震災(2011) , 福島第一原子力発電所事故(2011)
著者紹介 1953年札幌市生まれ。朝日新聞社で学芸部、社会部、ニューヨーク特派員、編集委員などを経て2006年から2年間東京本社編集局長を務めた。11年退社。ジャーナリスト。北海道大学公共政策大学院研究員。著書「地震と社会」「情報のさばき方-新聞記者の実戦ヒント」など。
内容紹介 「無明」の被災地でジャーナリストが見たのは、震災・原発事故に対応する国家の「罪」。元・朝日新聞の名文記者が、被災地で考察する「国のかたち」。この国の「再生」を文学作品を介して考える1冊。
要旨 深い洞察力と透徹した文章で知られる元・朝日新聞編集委員が、大震災と原発事故に震える現地を何度も歩いた。そして知る―。著名な文学作品の数々が、この国の過ちを言い当てていたと。「汚染の拡大」「孤立」「内部被曝の危険性」をも告発していたと。
目次 第1章 復興には、ほど遠い―カミュ『ペスト』;第2章 「放射能に、色がついていたらなあ」―カフカ『城』;第3章 「帝国」はいま―島尾敏雄『出発は遂に訪れず』;第4章 東北とは何か―ハーバート・ノーマン『忘れられた思想家 安藤昌益のこと』;第5章 原発という無意識―エドガール・モラン『オルレアンのうわさ』;第6章 ヒロシマからの問い―井伏鱒二『黒い雨』;第7章 故郷喪失から、生活の再建へ―ジョン・スタインベック『怒りの葡萄』;終章 「救済」を待つのではなく―宮沢賢治『雨ニモマケズ』
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-273436-5   4-02-273436-1
書誌番号 1112008850

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