金融危機後の社会学 --
ジグムント・バウマン /著, チットラーリ・ロヴィローザ=マドラーゾ /著, 高橋良輔 /訳, 高澤洋志 /訳, 山田陽 /訳   -- 作品社 -- 2012.3 -- 20cm -- 352p

資料詳細

タイトル 《非常事態》を生きる
副書名 金融危機後の社会学
著者名等 ジグムント・バウマン /著, チットラーリ・ロヴィローザ=マドラーゾ /著, 高橋良輔 /訳, 高澤洋志 /訳, 山田陽 /訳  
出版 作品社 2012.3
大きさ等 20cm 352p
分類 361
件名 社会学
注記 Living on borrowed time./の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 【バウマン】1925年ポーランド出身。39年一家はソヴィエトに亡命。43年ポーランド陸軍に入隊。44年ベルリン攻防戦参加、終戦後も情報関連部局に務め、少佐に昇進。53年陸軍除隊。71年イギリス・リーズ大学社会学教授。現在、リーズ大学及びワルシャワ大学名誉教授。社会学者。
内容紹介 資本主義の破局、民主主義の不能、宗教とテロ、未来なき次世代…。危機は私たちを何処へ連れていくのか。“知の巨人”が、経済、社会、人口などの具体的なデータに基づき、危機の深層と未来へのヴィジョンを語る。
要旨 いま、おきている危機は、人類史上、これまでほかのどんな文明も経験したことがないほど困難で重大な出来事を人々にもたらしている。未曽有の環境危機、空前のレベルに達した世界の貧困、膨れあがる過剰人口、無謀な科学技術の発達、従来の諸制度、道徳や政治システムの衰退など、いまだ進行中のグローバル金融危機がもたらしたものの意味を読み解き、ますます液状化・不安定化・不透明化していく人類と世界の未来を語り尽くす。
目次 第1部 液状化していく政治経済構造(テーマ「資本主義」 金融・信用危機―銀行の失敗か?それとも、大成功の帰結か?いずれにしろ資本主義は死んではいない;テーマ「福祉国家」 経済のグローバル化時代における福祉国家とは?―ベンサムが構想したパノプティコンの最後の残滓?貧しい人々を取り締まるものか、それとも救うものか?;テーマ「民主主義と主権」 いわゆる「国家」とは何か?―民主主義、主権、人権を再考する);第2部 人間なるものの行方(テーマ「ジェノサイド」 モダニティ、ポスト・モダニティ、ジェノサイド―十分の一刑と征服から「コラテラル・ダメージ(巻き添え被害)」へ;テーマ「人口問題」 人口、そして廃棄された生の生産と再生産―偶然性と不確定性から容赦のないバイオテクノロジーへ(ウォールストリートを超えて);テーマ「原理主義」 世俗的原理主義と宗教的原理主義の抗争―二一世紀に繰り広げられるのはドグマ間の競争か、権力をめぐる闘争か;テーマ「科学/技術」 遺伝情報を書き込む―新たな経済のための新たなグラマトロジー「死すべき人間(ホモ・モータルス)」からDIY(Do It You
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-364-0   4-86182-364-1
書誌番号 1112011645
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112011645

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