二つの秩序観1960-1972 --
神田豊隆 /著   -- 岩波書店 -- 2012.2 -- 22cm -- 385,16p

資料詳細

タイトル 冷戦構造の変容と日本の対中外交
副書名 二つの秩序観1960-1972
著者名等 神田豊隆 /著  
出版 岩波書店 2012.2
大きさ等 22cm 385,16p
分類 319.1022
件名 日本-対外関係-中国-歴史-昭和時代(1945年以後)
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1978年群馬県生まれ。東京大学文学部卒。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論コース博士課程修了。専攻、日本政治外交史、国際関係論。現在、早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、放送大学非常勤講師。
内容紹介 日本をめぐる国際政治情勢が大きな変化をとげた1960年代。日本の政権担当者はどのような秩序観を背景に対中外交を構想し、事態に対処しようとしたのか。多くの史料にもとづいて実証的に検証する。
要旨 日米と中ソの二つの同盟の対峙から、米ソ・デタントと中国の孤立化、そして突然の米中接近へ、日本をめぐる国際政治情勢が大きな変化をとげた一九六〇年代。日本の政権担当者はどのような秩序観を背景に対中外交を構想し、事態に対処しようとしたのか。多くの史料にもとづいて実証的に検証する。
目次 序章 課題と視角(一九六〇年代における冷戦構造の変容と日本外交;二つの秩序観と外交指導者の類型);第1章 中国の孤立化への抵抗と挫折―池田政権の対中外交 一九六〇‐一九六四(中国問題への意欲;中ソをめぐる日米の「逆走」;米中対立の昂進と池田外交の破綻);第2章 米ソ協調への適応と葛藤―佐藤政権前期の対中外交 一九六四‐一九六八(対中外交における佐藤栄作の個性;米中対決と「日米ソ」連合の形成;中国の孤立化をめぐる葛藤);第3章 米中接近と日本外交の選択―佐藤・田中政権と日中国交正常化 一九六九‐一九七二(「米中ソ三極」の浮上と佐藤政権の疎外;米中近接と佐藤外交;日中国交正常化と「反ソ」の共鳴);終章 「冷戦」と「アジア的秩序」
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025659-9   4-00-025659-9
書誌番号 1112014347
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112014347

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