「科学」を問い、脱原発の思想を紡ぐ --
綿貫礼子 /編   -- 新評論 -- 2012.3 -- 19cm -- 222p

資料詳細

タイトル 放射能汚染が未来世代に及ぼすもの
副書名 「科学」を問い、脱原発の思想を紡ぐ 女性の視点によるチェルノブイリ25年研究
著者名等 綿貫礼子 /編  
出版 新評論 2012.3
大きさ等 19cm 222p
分類 493.19
件名 放射線障害 , チェルノブイリ原子力発電所事故(1986) , 福島第一原子力発電所事故(2011)
注記 文献あり
著者紹介 東京薬科大学卒。サイエンス・ライター。専門は環境学、平和研究、エコロジー。「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク代表。主な著書に「胎児からの黙示」。
内容 内容: 生命と健康   綿貫礼子著
内容紹介 チェルノブイリの未来世代への放射線健康影響について、女性の視点で研究を重ね、フクシマ事故の起きたその年にたどり着いたひとつの「仮説」を紹介。健康影響過小評価の歴史を検証し、今日の科学文明の意味を問う。
要旨 本書はチェルノブイリの未来世代への放射線健康影響について、女性の視点で研究を重ね、フクシマ事故の起きたその年にたどり着いたひとつの「仮説」を紹介する。原発事故による子どもたちの健康影響はなぜ世界に正しく伝わらないのか。「国際原子力村」の科学者たちによる健康影響過小評価の歴史を検証し、今日の科学文明の意味を問う。
目次 1章 生命と健康―「科学を問う」ということ(自分史から―「科学を問う」ことを学ぶ;生命の視座;生態系汚染と生殖健康(リプロダクティブ・ヘルス);「生態学的安全」を問う);2章 放射能汚染が未来世代に及ぼすもの(チェルノブイリの未来世代に何が起ころうとしているのか―手探りの調査から「仮説」までの研究アプローチ;仮説ポスト・チェルノブイリ世代の非ガン疾患増加に対する放射線影響―エピジェネティクスの観点から);3章 チェルノブイリ健康研究からフクシマを問う(チェルノブイリ二五周年国際会議場に飛び交った「フクシマ」の声;チェルノブイリ事故の衝撃と女性たち;「国際原子力村」はチェルノブイリ事故の健康影響を如何に評価してきたか;告白―私たちが現地調査の中でぶつかった研究上の問題点;フクシマの現在(二〇一一年一二月)を問う;まとめ―チェルノブイリ健康研究における二〇一一年の新しい知見と提言);4章 3・11以後、「脱原発の思想」をあらためて紡ぐ(原発利用の選択に「倫理」はあるか;モスクワ会議へのメッセージ;私たち世代にとって原発とは何か―生態学的倫理をめぐって;科学文明の転換点に立って、「脱」の新しい思想を紡ぐとき・
ISBN(13)、ISBN 978-4-7948-0894-3   4-7948-0894-1
書誌番号 1112015286
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112015286

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